ジューンブライドの梅雨


ジューンブライドと言われているようにヨーロッパの6月は快晴率が高く、例年であれば6月と7月が一番暑い時期だが、ここ最近は愚図ついた天気が続いており、最高気温も15度から20度と肌寒い。
故に6月でもコートやマフラー姿を見るのだが、対照的に半そで短パン姿の男性も散見する。気まぐれな気候の為か、コートの下はベアトップやキャミソールとの人も多いが、別に特別な仕事の人でもない。
西欧全般でも言えるが、つくづくドイツは季節感を味わえない場所だと実感する。


日本では6月1日と10月1日のように衣替えが明確にあり、皆当たり前のようにタンスの奥から衣類を出したり仕舞ったりするが、ドイツには明確な衣替え時期が無い。
その為、ドイツ人にとっての衣替えは、季節ではなく気温となる。最高気温が15度以下の場合は冬服姿、20度以上の場合は夏服姿と分けられるので、最高気温が15度以上〜20度以内の場合は冬服姿と夏服姿が混在する訳の分からない光景となってしまう。


季節よりも温度を重要視するので、海開きもない。4月から急に暑くなる日が出てくるから、野外プールも早いところでは4月には開かれ、暑い日は人だかりとなる。野外プールは通常、9月まで運営しているので、日本よりも営業期間が長いことになる。ドイツでも春や秋の野外プールは可能なのだから日本でも可能なはずだが、夏限定なのは日本人が気温よりも季節を重んじる故だろうか。


海外と比べるにあたり、日本人の繊細な季節を愛でる心は大切にすべきだと改めて思ってしまう。しかしながら、合理的なドイツ人の心も見習うべきだろうか。
日本人が日本人であり、日本精神を保つ限り、このジレンマは永遠に続くのだろう。



近くても遠い国、韓国。日本精神から懸け離れた彼らは、一体、何をしようとしているのだろうか。


【対馬が危ない!】日本に帰化韓国人男性 海自施設で不可解行動 2009.6.9 産経ニュース

マムシの子はマムシ。日本人は肝に銘じなければならない。


当日記内:防衛超大国日本