2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツにおけるアルコールに対する許容度

ドイツは日本以上にアルコールに寛大だ。最も、自国が誇るビールの存在や、元来アルコールに強い民族性との理由もある。更には、娯楽の少ないドイツにおいては酒が一番の楽しみになりやすい。故に中年男性の殆どは、ドイツ語もそのまま、ビール腹(Bierbauch)…

封建制度(Feudalismus)と集団主義

日本とドイツの大国化は共に後発的だが、両国は米中露や英仏露という近隣強国の脅威にさらされながらも、果敢に挑み巧みに独自性を保ってきた。 私見ながら再三述べているが、日独の共通性として日本の“和の精神”ドイツの“Ordnung”に集約される集団主義が挙…

現代ドイツのタブー、ホロコースト再検証

NDRトーク番組における女性キャスターによるヒトラー賛美の波紋は収まらない。彼女の次に、ディレクターが解雇された。 ホロコーストが絶対事実であり、ヒトラーやナチスが絶対悪であるから、それを少しでも擁護するものは犯罪者との烙印を押される。 しかし…

ドイツにおける女権確立と家庭崩壊

ドイツは女性の天下だ。 多くのドイツ人女性は強く逞しく、優しいだけのドイツ人男性に頼る必要を感じていない。 ドイツの異常な高離婚率・高齢結婚・高同棲率は、男女関係が如何にドライであるか女権確立が究極まで進んでいるかを如実に顕している。 確かに…

ドイツにおけるチベット報道

日本のマスコミによる歪曲した中国報道は今に始まったわけではないが、中国共産党の意向に沿った状態で、まともな報道が出来るとも思えない。現状では、中国共産党の方針・漢民族の思想が、中国報道では如何なく発揮されており、“中国は偉大であり中国に盾突…