2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 日本名風企業

最近、妙な名前のバイクや自転車を見かける。その名もTOKAIDO。 過去にHOKKAIDOと言う名の家電メーカーを見つけた事もあったが、遂に東海道も発見した。多分、空手メーカーか広重や北斎の東海道五十三次か新幹線の影響だろう。バイクや自転車…

米国の帝国主義に追従する日本

イラク西部で英系民間軍事会社の邦人が拘束されたとの事件が、悲しむべき結果に終わった。実際は襲撃した際に銃殺されていたとの事だった。 日本政府がいくらイラク情勢の安定と市民の安全の為に自衛隊を派遣していると述べても、イラクの反米勢力には伝わら…

捏造は許容され、真実は糾弾される

案の定、森岡正宏厚生労働政務官の発言は、売国政党である公明党や左翼政党により批判を浴びている。 本来であるならば、これら批判をしている政党や政治家が一番の憂うべき存在であろう。彼は戦前の日本の美化などは毛頭していなし、正当化もしていない。た…

日本の冤罪を贖罪にしてはならない

森岡正宏厚生労働政務官は26日の自民党代議士会で、小泉首相の靖国神社参拝問題に関連し、「中国に気遣いして、A級戦犯がいかにも悪い存在だという処理をされている。A級戦犯、BC級戦犯いずれも極東国際軍事裁判(東京裁判)で決められた。平和、人道…

ドイツの早い夏

暑い。今日は30度を越えた。この先も最高気温が30度を越える日が続くとの事だ。 今週は日本の故郷よりも此処ドイツの町のほうが暑い日が続く。ドイツの建物は気密性が高い為、建物の中はエアコンが無くてもひんやりとしているものだが、30度を越えると…

在日細田官房長官

細田博之官房長官の発言には失望した。 彼は、小泉首相の靖国神社参拝に対する中国側の内政干渉的発言に対し、細田官房長官は「一国の主権を脅かす内政干渉に特に当たるとは考えていない。」「外交とは先方の主張を率直に受け止め、冷静に対応すべきだ。」と…

久方振りの外交

最近、町村信孝外相の動向に注目している。そして今回も毅然とした態度を示してくれた。 中国副首相が、小泉首相との会談を当日にキャンセルするという前代未聞な屈辱的行為をした。これが個人的付き合いでの出来事でも大事だが、この事態に対し町村外相は「…

小動物の癒し

ドイツでは、小動物を多く目にする。私の町はドイツでも指折りの都会であり、私の住まいも中心からそれ程遠くない場所に位置するが、それでも多くの小動物を目にする。 家の前にある共同の庭には芝生と木々が生い茂っており、小鳥は勿論ウサギやリスまで現れ…

ドイツは晴れ間が少ない。それは人の心にも影響を与える。 日本では雨も情緒の有る風情とする風潮がある。シトシトと降る雨の中、家の中での読書が心の安息に繋がることも多い。 そういった日本とは対照的に、日照時間の少ないドイツでは雨は無情の仕打ちに…

憂慮すべきSchnappiにおける日本観

今、ドイツではSchnappiというクロコダイルが子供に人気だ。女の子が、この曲を歌っており、これが大ヒットした。 アニメだが、「ハエを食べる仕草が可愛い」?と専らの評判だ。ワニがハエを食べるアニメが可愛いとの発想は、日本人には理解しがたい部分があ…

治安の悪い国家からのビザ無し渡航の危険性

日本政府は、愛知万博から実施している韓国人観光客に対するビザ無し渡航を、万博終了後も継続する意思を表明した。原因は、韓国が日本人のビザ無し渡航を許可しているにも関わらず、日本側が韓国人のビザ無し渡航を許可しない事は不平等ではないかとの、韓…

歪んだ世界

甲斐市議逮捕:中傷メール繰り返す、別れ話に腹立て−−ストーカー容疑 /山梨 交際していた女性に中傷のメールを送る嫌がらせを繰り返したなどとして、甲斐市議、宮田徳夫容疑者(64)=同市志田=が12日、脅迫とストーカー規制法違反の疑いで逮捕された…

依存症とドイツ人

【フランクフルト12日時事より】コーラの飲み過ぎによる糖尿病は自己責任−。ドイツのエッセン地裁は12日、糖尿病になったのはメーカーの責任として、飲料大手コカ・コーラに対し、5620ユーロ(約76万円)の慰謝料などを求めていた男性(48)の訴…

スチームボーイを見て

僭越ながら、私は童夢のころからの十数年来の大友克洋監督の大ファンだ。 無論、異国の地でも最新作のスチームボーイは見逃すわけにはいかないと思っていた。そんな私も、遅ればせながらスチームボーイを閲覧する機会を得た。 総評を言えば、裏切られたとの…

イノセンスを観て思う事

本日、押井守監督のイノセンスを観た。 物語の展開や観客を引き込む力には、相変わらず素晴らしいものが有ると素直に思ったし、言葉の言い回しも私には堪らないものであった。この言葉の言い回しは、電脳やネットによりもたらされるとの意味合いを出したかっ…

寒の戻り

最近、季候が急に冬に戻った。五月の初めまでは日中は半そででも良いくらいの天気だったのが、またコートやマフラーが欠かせない天候に戻ってしまった。体感的には2ヶ月近く逆戻りした雰囲気だ。 もう、オープンカフェにも公園のベンチにも人の姿は無い。ド…

食とストレスの関係

日本人の食事が欧米化したとはいえども、ドイツ人と日本人の食生活は今もかなり異なっている。それは日本人とドイツ人の食や健康に対する意識の違いが影響している。 日本人の食生活はドイツよりも健康的だ。良いように思えるが、それは過剰な健康意識への宣…

社交辞令

ドイツ人は社交辞令をあまりしなく、感情に忠実だ。その点では、日本人とは対照的といえる。 では、どの様な時に一番感じるか。それは電話応対ではないだろうか。 ドイツ人は電話でも普通の会話でも、相手が誰であれ全く同じトーン(口調)で話す。日本人はど…

アメリカの凋落 日本の隆盛

最近のトヨタの勢いは凄まじい。北米の高級市場ではレクサスがメルセデスベンツを凌ぐ信頼と販売実績と高級イメージを確立した。また、4月のアメリカでの新車販売台数は前年同月比でGMが4・1%減している中、トヨタは25・9%増であった。北米クライ…

和と恨と唯我独尊の葛藤

前回、此処ドイツの私の住む町でも反日デモを予定する不穏な動きがあると述べたが、現実化しそうだ。今週末、私の住む町の中心街でも反日デモが行われる。 数百人が参加との事で、領事館は日本人に興味本位に中心街へ行かないように勧告がなされた。領事館は…

躍動と安息の狭間で

最近、大分暖かくなり木々の緑も増えた。朝晩はそれでも少し肌寒いが、正午ともなると20度を越え心地よい小春日和となる。 ドイツ人は気の早いもので、Tシャツ姿一枚の人々が多くなる。5月ともなればTシャツ一枚で過ごせる気候は、ドイツは寒いと思っている…