党争(Tangjaeng)




国家の命運を賭している時期にも関わらず、売国勢力や反日マスコミは鳩山総務相の辞任を騒ぎ立てている。
保守の中でも麻生首相を非難し鳩山総務相を支持する人々が出てきているが、反日マスコミの印象操作に引っかかってしまったのだろうか。
大局観を持たない保守が多いとの事実も露見されたわけだが、一連の流れによって誰が得をするかを考えたら、やはり現状としては麻生首相を支持するしかないとの結論になる。


鳩山総務相の辞任は、自民党の分裂を促す。仮に鳩山総務相が新党を結成したら、どうなるだろうか。鳩山総務相を支持している保守派の票が鳩山新党に流れた場合、自民党の得票数は大きく減る。それにより漁夫の利を得るのは、民主党公明党しかない。無論、鳩山総務相麻生首相以上の政治能力があるとも思えない。
昨今のマスコミ報道から推察するに、保守政党である鳩山新党をマスコミが持ち上げる可能性は皆無に近い。故に、民主党公明党の連立政権が現実味を帯びてくる。そうなったら最早、日本は立ち直れない。自民党内部には従米派や媚中派売国議員が多いが、民主党はそれ以上に売国議員が多いからだ。媚中派の権力が確立している民主党が政権をとった場合は、中華人民共和国・日本自治区が一気に現実味を帯びてくる。これを防ぐには、民主党の分裂を促すしか方法が無くなる。


最初に、西川善文社長の解任を鳩山総務相に要求したのは野党の民主・社民・国民新党だったが、鳩山総務相は口裏を合わせたように即座に、臨時株主総会で解任する方法もあると述べていた。
鳩山総務相北朝鮮と繋がりがあるパチンコ業界に癒着し、兄は民主党鳩山代表でもある。草薙剛への「最低の人間」発言も記憶に新しいが、「私の友人の友人がアルカイダ」発言など彼の安易な暴言は数え切れない。
自身を正義と言っているが、麻生首相が総選挙を視野においている時期に自民を分裂させ政局を混乱させるような鳩山総務相は、正義ではない。いくら口では日本国や麻生首相を思う発言や正義漢面をしたとしても、その魂胆は隠しきれない。
政治家全てに当て嵌まるとはいえ鳩山総務相自身も、自分を清廉潔白な人間だと証明できるのだろうか。正義だけでは政治が成り立たないとの事は、彼も知っているだろう。
何れにせよ正義だの悪だのと二元論を持ち出し、抽象的な言葉で自身を正当化する人間には注意した方が良い。
鳩山総務相が本当に麻生首相を思っているのであれば、辞任せずに最後まで支援するのが筋ではないだろうか。


内圧に屈した麻生首相もこれ以上、国民の支持を減らさないためにも、西川社長を辞任させるべきだろう。どんな決断をしたとしてもマスコミに叩かれるのであれば、政局を混乱させたとの事で両成敗が理に適っている。
郵政民営化の裏にはアメリカがあるが、崩壊したアメリカに配慮する必要など全く無い。西川社長の留任は自民の従米派に配慮した結果だが、結果として媚中派を勢いづかせてしまった。実際、媚中派や野党は鳩山総務相の辞任を支持し、麻生首相非難で一致している。


国民の目が内向きになるようにしむけている民主党やマスコミ、そしてその先の仮想敵国は、日本国民が目覚めることを何よりも恐れている。政局を混乱させ、一刻も早い民主党政権の実現に必死になっている。
北朝鮮が核弾頭を日本に向けつつある今こそ、唯我独尊の中国の大国意識が芽生えた今こそ、アメリカ経済が崩壊した今こそ、国民の目が外向きになるように導かなければならない。麻生首相の命を繋ぐ糧は、外に有り余る程ある。


今の日本は朝鮮系の政治家も多い所為か、党争に明け暮れていた李氏朝鮮に似ている。世界情勢は刻一刻と変化しているが、日本の国民もマスコミも政治家も内に篭っている。
李氏朝鮮の党争は半万年、中国の属国であったが故の過剰な宗主国への依存から生じた内向き志向が齎した面も大きい。同じく、今の日本も米国依存型であり、世界情勢に疎い。外交にしても国防にしても自主性や長期的視野は皆無に近い。
李氏朝鮮は、宗主国の清国がいつまでも大国であると安心しきっていた。気が付いたら清国は頼りにならず、取り残された李氏朝鮮はロシアや日本に頼るしかなかった。半万年に及び中国歴代王朝から自主外交や自主防衛を禁じられ骨抜きにされていた朝鮮人には、国家運営能力も国家概念も皆無だったからだ。
今の日本も同じといえる。半万年には及ばないが半世紀以上も米国に依存し、愛国心や国家を守るという精神が薄れてしまった。
日本は米国から離れても、国家として存続できるのだろうか。早々に中国に依存し、中国の属国にでもなるつもりなのだろうか。


本当に重要な問題は何か。先に待ち構えているものが何か。見誤ってはならない。
もっとも、中途でも述べたが、民主党の分裂が起これば流れは大きく違ってくるが・・・。


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