2005-01-01から1年間の記事一覧

黒に染まるドイツの冬

ドイツ人のファッションセンスは以前も述べたが、流行を追っているとは言えず、小奇麗にしているが古臭さは否めない。個性的なファッションも俗に言うゴス系が多い。そして、冬になるとドイツ人の服装はある色で統一される。それが“黒”だ。私などはドイツの…

玩具における日本の文化力

本場ドイツでもクリスマス商戦は盛んだ。一昔前はポケモンだったが、今、ドイツの子供達の一番人気は日本のマンガ、遊戯王(ドイツ名Yu−Gi−Oh!)となっている。子供達はカードを交換し、フリーマーケットや玩具屋では、遊戯王の玩具に子供の人だかりが…

ドイツ人の謝罪

日本人の間では、欧米人は謝らない種族だといわれている(最も、日本人以外は謝らない民族が殆どだが)。だが、実際は幾分違っている。此処ドイツでも、同じだ。 では日常的に、日本人はどういった場面でドイツ人が謝らないと感じるのだろうか。それには、接客…

ホロコースト

イラン大統領によるホロコースト否定発言が、欧米から強い反発を受けている。今現在、ドイツではホロコーストに対しての科学的調査及び検証は徹底的に隅に追いやられ、言論弾圧が確立されている。科学的検証によってホロコーストに疑問を投げかけただけでも…

移民間差別

今回の在日ペルー人犯罪者の報道を鑑みるにあたり、不自然さを感じて仕方がない。何故にこうも、南米系移民を強調しなければならないのか。本名を隠していたのが問題なのか。それとも、犯罪歴が問題なのか。 ブラジルに代表される南米系の人々は日系も多いが…

靖国無問題

麻生氏は前々から首相の靖国神社参拝に反対している国は中朝韓だけであり反日国家は中朝韓だけであると述べて来たが、援護射撃をするが如く外務省も堂々とタイミング良く発言してくれた。東アジアサミットという、いわばアジア公式の場での日本の意思表示だ…

サンタクロースにおける反米感情

12月にもなると、いよいよドイツのクリスマスマルクトも活気を帯び始めてくる。それと同時に、様々なサンタクロースも現れてくる。ドイツでは、近年の反米感情からコカコーラ社の作り出した赤いサンタクロースに対する反発が生まれつつあり、緑色の服を纏…

ドイツのフリーマーケット

ドイツの日曜は静かなものだ。殆どの店が閉まっている事もあるのだが、人手も車も殆ど町に現れない。それはまるで、日本の正月三箇日の様でもある。 この日曜日に営業している店はガソリンスタンドか中央駅等の売店か飲食店位しかない。そんな中、フリーマー…

現代の大本営発表

現在の日韓関係における日本側報道を見るにあたり、過去の大本営発表とダブって見てしまう。今年は表向き、日韓友情年として日韓の関係は少なくとも民間レベルでは良好な様に見せかけている。しかしその実、現状の日韓関係は嘗て無いほど硬直化しているのも…

夜目

ドイツ人は夜間でも眼が利く。彼らの目は、長い冬の夜と深い森が生み出した産物なのだろうか。 ドイツは間接照明が多く、電球色が好まれている。日本人にとっては暗すぎる部屋でも彼らは平気で読書をする。オフィスや学校は対照的に自然光の蛍光灯だが、朝晩…

日本人会館の存在意義

ムラ社会と言われがちな海外の日本人社会も、昨今は様々な日本の情報が他人を介さずに得ることが出来るようになった為、昔ほど密では無くなってきている。それは日本人会館の運営にも影響を及ぼしている。一昔前は、貴重な日本の情報を得る手段の一つとして…

冷凍寿司

ドイツでも寿司の人気はうなぎ登りだ。寿司バーや寿司屋が至る所に乱立し、アメリカと同じく健康的でハイソサエティーなイメージを確立しつつある。 そんな中、スーパーにも冷凍食品として寿司が広まりつつある。様々な会社が出しているが、大体が握り寿司5…

ドイツの病

ドイツの不景気は底を知らず、失業率も上限を知らない。その点では、本格的に景気回復している日本とは大きな違いがある。更に安定多数与党による改革が進んでいる日本とは対照的に、ドイツの政局は少数与党という不安定さを拭いきれない。また、ドイツの産…

真面目なマニアック

ドイツ人は真面目でもありマニアックでもある。それはドイツ人の興味の対象からも分かる。日本の邦画は最近ドイツでも多く見ることが出来るが、その多くがホラーや猟奇殺人ものばかりでもある。そして、今月はドイツのTV局ZDFでアジア官能映画特集が放送され…

日本の味をドイツで味わう

最近、ドイツでも日本の果物が売っている。それが梨や柿だ。形は日本のものより不揃いだが、味は殆ど同じか日本のものよりも新鮮で美味しい場合もある。更に名称もNASHI、KAKIと書かれて売られている。 ボーダーレス化が進んでいるが、食べ物でも同様で遠く…

幻想の戦犯

戦犯の冤罪が晴れる日も近い。政府が遂に、戦犯は存在せずとの見解を公式に出した。東京裁判で裁かれた人々は、日本人の恥ではない。言い換えるのであれば、日本人の誇りでもあるのだ。彼らは戦勝国によって勝手に罪を捏造され裁かれた人々なのだ。首相であ…

ドイツの思想、日本の思想

ドイツは国民の約1割が移民の、移民大国だ。日本も中韓ブラジルに代表される移民が増大しつつある。ドイツと日本、移民が増えている点では同じだが、大きく違う点がある。それは、「郷に入っては郷に従え」の思想が移民にも行き届いているか否かだろう。 ド…

国民の声と昇り竜・産経新聞

『国民の声』は、無視できない程の力を有しつつある。では、国民の声を無視し続けたらどの様な結末を辿るのか。それは多くの事象が物語っている。朝日新聞は購読者が今も急激に減っており、NHKへの受信料未払いは一向に減らない。民主党は議席を減らすばかり…

ドイツの紅葉

ドイツは今、紅葉の真最中だ。日本では、郊外に出かけなければ壮大な紅葉を見る事が出来ないが、ドイツは違う。そこ彼処に公園があるだけではなく、基本的に殆どの道が並木道である為、街中にいても迫力のある紅葉を見る事が出来る。一面緑だった町が徐々に…

報道の自由度、幻想と虚栄

http://www.rsf.org/rubrique.php3?id_rubrique=554 (国境なき記者団、報道の自由度各国ランク) 私は世論調査や市場調査を余り信じていない。企業による調査、そして言論統制のある国家の調査は都合の良いように修正を加えられている事が多いからだ(先日の、…

国連の不条理

日本の国連分担金を見るにあたり、戦前の日本による朝鮮への涙ぐましい投資を回想させる。これは、偏に日本人が古くから持っている共栄共存思想の成せる技だろう。しかし、戦前の日本と異なる点がある。今の日本は国際的政治力が皆無だ。発言力が抑えられて…

自衛軍

自衛軍、これこそ自立国家に相応しい。親中朝韓アジアの人々や極左達は、日本の軍備増強に文句を言いながら、中国や南北朝鮮の軍備増強や軍事的侵略行為には文句を言わない。アメリカからの自立を促しながら、日本国としての自主的な自衛行為には反対する。 …

正常化する日本

日本国内で、首相の靖国神社参拝に反対している者は、一体誰なのだろうか。今日は、それについて考えたい。彼らは、大別して4つに分けられる。そして、タイプ別の対策も挙げてみたい。 ※学校教育しか知らない人 対策:真実の歴史教育を徹底するように政治家…

朝鮮に踏みにじられる済州島

現在、北朝鮮による拉致に関与した疑いを持たれている西新井病院の理事長・院長 金萬有氏は、朝鮮半島の南部にある済州島の出身だ。その彼が、今は北朝鮮の為に働いている。金萬有病院も平壌にあり、金王朝への忠誠心の高さを伺える。さて、その済州島は朝鮮…

日本騒乱 対南北朝鮮政策の転換期

最近益々、ドイツの話題は少なくなるばかりで『ドイツとメランコリー』言うよりも『日本とメランコリー』になりつつある。それ程、今の日本は憂える状況が多いとの事だろうか。そして、ドイツにだけ関心が向いている方にも、日本の現状を少しでも感じて頂け…

対中国ODAは日本の破滅を齎す

常々思っている方も多いと思うが、日本から中国へのODAは必要なのだろうか。 中国は援助される側にも拘らず、自身もODAを行い援助先の国に対し、対外優遇借款という融資方法で自国の企業を使うように圧力をかけている。通常の援助国であれば、競争原理…

仁義を貫く昔堅気の日本のヤクザ

仁義を貫く昔堅気の日本のヤクザと、仁義を貫かない現在の暴力団。その転換期はいつだったのか?今日はそれについて考えてみた。 現在の暴力団は在日朝鮮人の天下だ。昔のヤクザの信条として「堅気の人間には手を出さない。法よりも仁義を重んじる」との思い…

無謀な無防備宣言

最近、問題行動の多い辻元清美氏だが彼女の暴走は止まらない。現在は、高槻市で無防備地域宣言を実現させるための活動に従事している。最も、一つの町が無防備宣言をする行為は、日本国政府の立場からすれば国家反逆罪ものの意味を持つのだが・・・。また、…

北欧のコンビニエンスストア

セブンイレブンは北欧でも好調だ。現在、デンマークとスウェーデンとノルウェーで展開しているが、セブンイレブンジャパンによる7-Eleven,Inc.の完全子会社化により今後は更なる改善と拡大が期待出来る。ただ、欧州ではガソリンスタンドがコンビニエンススト…

日本企業の拡大 米国企業の縮小

最近、日本企業が再び勢いを増している。中でもセブンイレブン・ジャパンによる米セブンイレブン(7-Eleven,Inc.)の完全子会社化や、GMからの富士重工株取得によるトヨタの富士重工筆頭株主化は頼もしい限りだ。 米セブンイレブン株はイトーヨーカ堂からの譲…