ドイツの戦後

戦後の偽りの責任問題において、中国と韓国がしきりにドイツを持ち出し日本の対応の不味さを批判している。これら諸国は戦後賠償がどの様な経緯で成り立ったかを理解しているのか、それとも理解していても見ぬ振りをしているのか。
日本は竹島でも尖閣諸島でも同様だが、事実は事実としてはっきりと述べなくてはならない。ドイツは現在、頑ななまでの反ナチス主義反ヒトラー主義を貫いている。しかし、これは勝者の理論に洗脳されているに過ぎない。私は、スターリン毛沢東ヒトラーよりも人道的な人間だったとも思えない。
当時は殆どの国家が強力な権力者を有し、または強力な覇権主義を有していた。アシュケナジーユダヤ人の圧力も相当あるであろうが、ホロコースト再検証問題は保留するとしても、ユダヤシオニストナチスと協力関係にあった事実も広める必要がある。


ドイツも日本と同じく冤罪を背負っているが、ドイツ人は日本人と違いナチスヒトラーに全責任を押し付けている為、真実の歴史を調べようともしない。あたかもナチスヒトラーがドイツ人では無い様な扱いだ。これによりドイツ人は現代ドイツ人が無実である事を喧伝しながらも、ドイツ人とは異質なこれら存在の行為を代理で謝罪しているとの感情を持ってはいないだろうか。


しかし、これは現実逃避に過ぎない。ナチスヒトラーもドイツでありドイツが生んだのだ。現代ドイツ人自身がヒトラーの息子である事を真に認めたとき、冤罪も晴れるのかもしれない。