クリストファー シュトラーセ ターク

最近は6月とは思えない天候と先日述べたが、はっきり言って寒い。
今日は私の町の中央周辺でパレードが行われた。何のパラーデかと言うとホモ&レズのパラーデだ。SM姿、ゴシック姿、コスプレ姿・・・ドイツが誇るテクノの大音響をBGMに様々な人々が様々な姿をアピールする。写真をupしようと思ったが、肖像権の問題も有るので、ここでは控える(最もドイツ人は肖像権よりも、自身をアピールして欲しいのかもしれないが)。
このパレードを見るにあたり、ドイツの類稀なる躍動を感じ取る事が出来る。ベルリンのラブパレード然り、興奮は類稀にあるからこそ、有益になるとの事をドイツ人は実感している。そして、興奮が続いた結果が、ナチスである事も知っている(最も、ナチスが全面的に悪いとも言えないが・・・)。
ドイツの生んだ代表的音楽家にベートーベンが挙げられる。彼はクラシックに静と動のシンフォニーを植えつけた。そして今、此処ドイツでクラシックに変わる音楽の感情表現を得たゲルマン民族はテクノを最大限に活用している。それと同じく、ゲルマン民族の根底を揺さぶる音楽はスラッシュメタルでもあり、バラードでもある。スラッシュでありながら悲哀を感じさせるメロディー、バラードでありながら希望を感じさせるメロディー。
ドイツ人の静と動の音楽的感情表現は、どの民族よりも優れている。それは、ドイツの多彩な気候の賜物なのだろう。