欧州の慈悲

ブリュッセル17日共同】ブリュッセルで開かれている欧州連合(EU)首脳会議は閉幕時に採択予定の議長総括案で、今年6月を目標としていた対中国武器禁輸解禁の先送りを表明した。解除は2006年以降になるのは確実。また、日本には東アジア地域の安全保障について戦略対話の強化を呼び掛けた。
 議長総括案によると、対中武器禁輸について、今年6月の解除を目標としていた昨年12月の首脳会議総括に留意しながらも、武器輸出の条件などを定めた「行動規範」の強化に向けた改定作業継続を要請したにとどまり、事実上の解除先送りを表明した。

昨今の中国の暴走は、欧州も知るところだ。だが、差別的な中華思想への理解はまだまだ薄い。今後、日本は大使館員を筆頭に、一丸となって中国の危険性を欧州各国要人にアピールしていく必要がある。
中国や韓国は、アジアの情勢や歴史に疎い欧米で捏造を持ち出してまで反日プロパガンダを行っている。日本の情報戦略は、非常に遅れている。中韓に対し歪曲した歴史観の是正を促す事も大切だが、東南アジア南アジアにおける親日国家の日本観を維持させなくてはならない。そして野放しになり、中韓の成すがままになっている欧米における反日プロパガンダにも、異を唱えなければならない。