欧州の覚醒

欧州各国も中国の常識がどの様なものか気付き始めた。これは予想通りの展開であったが、中国政府はそこまで考えられなかったのであろうか。欧州各国の中国観の変化は日本にとって有益なものだ。そして、中国は反日デモ及び反日政策が国益に繋がらないとの事実を知るべきだ。
日本政府は、中国人の日本へのビザ無し渡航の無期延期をするべきであろう。どこの世界にテロリストを無条件で受け入れる国家があるのだろうか。日本国内での犯罪率の高さは、中韓の右に出る者は居ない。日本と中韓との思想・治安・収入には歴然とした差が現在も存在する。北欧からのビザ無し渡航を認める政策ならまだしも、現状では彼らを受け入れる行為は、日本の治安悪化を招くだけだ。
偽善の名の元に、日本は蝕まれて行く。現実に、韓国人スリ団の犯行とされるスリ被害が、6月末までの半年間で750件以上あり、昨年同期比で6割以上も増えている。中国では今も各地で暴動が頻発している。先月の26日にも安徽省池州市で市民1万人が暴徒化し、警察施設や店などが襲撃された。原因は交通事故からだが、不穏分子の扇動で暴動と化したようだ。
偽善の名の元であれば、多少の犯罪被害は仕方の無い事なのであろうか?多少の殺人事件も仕方の無い事なのであろうか?一部の中韓の善意の無い人々の所業として、許容すべきなのだろうか。北側一雄国交相パンドラの箱を開ける無知な民なのか、それとも、サタンを召喚する魔術師なのか、何れ時代が証明する事であろう。しかし、汚名を残すことだけは確かだ。名は体を表す。北側一雄氏とは、北朝鮮側の一勇者なのか。今後の活躍が気になるところだ。
私が仮に、人類よりも高等なもしくは異質な生物に出会ったとしたら、私は彼らに人類との対等な立場を望むのだろうか。それが、彼らの秩序を乱すとしても・・・。では、仮に私が彼らに平等な立場を求める口実を探さなくてはならないとしたら?私は誠実だと訴えるのだろうか?だが、その背後に戦士達が後をつけていたとしても、その口実は有効だろうか?相手が無垢(無知)な人々であれば有効であろう・・・しかし・・・。
トロイの木馬は現代に蘇る。

七月六日から八日まで英国・スコットランドで開かれる主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)で、サミットへの中国の正式な参加問題に関する本格的な協議は見送られることが一日、明らかになった。
 英、仏、独、伊など主要国(G8)の多くが高度経済成長を続ける中国の正式参加に前向きな姿勢を示していたが、今年春に中国国内で吹き荒れた反日デモの影響で、政治体制が違う中国を正式メンバーに加えるのは時期尚早との判断が主要国間に強まったためだ。
 複数の外務省筋によると、今年に入って本格化したG8の事務レベルの協議で、中国の正式参加問題が取り上げられたという。
 しかし、「歴史問題」を理由とした中国各地の反日デモで、中国政府が当初、デモを厳しく取り締まる姿勢を見せなかったことで、中国の正式なサミット参加に前向きな姿勢を見せていたG8各国に「国際ルールを無視する中国をサミットの正式メンバーとして迎えることへの抵抗感が一気に広がった」(外務省筋)という。
 中国の参加問題をめぐっては、今回のサミットで議長を務める英国のブレア首相が昨年六月に米国で開催されたシーアイランド・サミット終了後の記者会見で「サミット改革の中で新たにどの国を招請するかについて話し合われている」と述べ、中国などを念頭に新たな加盟国を検討する考えを示したほか、イタリアのベルルスコーニ首相は「世界経済に大きな影響を持つ国との対話なしに、サミットの討議を進めることには意味がない。G9とかG10という考えもある」と、中国などの加盟が必要だとの認識を示していた。
 中国は二〇〇〇年の沖縄サミットで、日本からのオブザーバー参加の打診を拒否したが、二〇〇三年にフランスで開かれたエビアン・サミットで胡錦濤国家主席がG8首脳と発展途上国首脳との対話に出席するために初めて参加した。
 今回のサミットにもブラジル、インドなどの首脳らとともに参加する。ブレア首相が議長を務めるため、当初、中国を正式メンバーとして認めるかどうかの議論が行われるとの見方が強かった。
産経新聞) - 7月2日

【北京2日時事】中国訪問中の北側一雄国土交通相は2日、北京市内のホテルで邵※偉国家観光局長と会談し、今月25日から中国人団体観光客へのビザ(査証)発給の対象地域を中国全土に拡大することで合意した。この後、日中間の観光交流を一層強化する協議議事録に署名した。北側国交相呉儀副首相とも会談し、呉副首相は「中日間の政治が緊張し、国民感情にも影響する中で両国観光交流は重要だ」と指摘した。
 ビザ問題をめぐっては、小泉純一郎首相が5月23日、訪日していた呉副首相との会談でビザ発給を中国全土に拡大する方針を伝える予定だったが、靖国問題などを原因とする呉副首相の会談キャンセルで宙に浮いていた。呉副首相が会談キャンセル後に日本の要人と会ったのは初めて。※=王へんに其。 
時事通信

余談だが、今日はハンブルグラブパレードの代替であるパレードが行われている(代替といっても毎年行われている)。テクノの祭典だ。ここでも、躍動のドイツを垣間見る事が出来るであろう。正直、ドイツだけの話題にしたいのだが、現状がそれを許さない・・・現実逃避は問題解決に至らないのであろう。真実を知ってしまった者の定めなのであろうか。