海上自衛隊のドイツ寄港

mensch2005-07-15

ドイツが誇る第二位の大都市でもあり、屈指の貿易港を持つハンブルク海上自衛隊の船が寄港した。護衛艦「ゆうぎり」、護衛艦「むらさめ」、練習艦「かしま」だ。乗員は750名。13日から14日の1時半から4時半まで一般公開され、その後はフランスに寄る。
思うに、日本はイメージの配慮のためか自衛隊のアピールが薄い。自衛隊が寄港する前、韓国海軍が寄港したが、その時は日程を週末に合わせていた。白装束が船体に並び、壮観な眺めだった。それはまるで、戦中までの大日本帝国海軍のパレードを見るが如きであった(最も今の韓国海軍の大本は彼らが忌むべき日本海軍であるが・・・)。
日本はドイツの信頼すべきパートナーだ。日独の今後の関係を思うに当たり、日本はもっとアピールすべきだった。日本が何もアピールしない間に、韓国海軍が新たに得た大型輸送艦「独島」が世界各国を巡る図だけは想像したくない。
戦後、日本は表面上は丸裸の羊にされた。だが、羊は自らを守ることが出来ない。そんな獲物を狙って狼は忍び寄る。自衛隊などと言う偽証的な名称を捨て、国防軍と名乗り自分の身は自分で守るとの意思を顕さなくてはならない時が近づいている。
あまり知られていないが、自衛隊と言えども日本の海軍力はアメリカに次いで世界第二位でだ。そして全てが最新鋭。現状を見るにあたり、日本周辺は狼ばかりだ。だが、羊の皮を被った狼では紛争は避けられない。狼に最初から敵わないと思わせることが、紛争を防ぐ事につながる。