パックスゲルマニア(ゲルマーニアドイッチュラント)

歴史の潮流は、日本とドイツを求めているのではないだろうか。西ローマ帝国を滅ぼしたのは、ゲルマン人傭兵隊長オドアケルであった。そして、中華思想に歯向かった明治維新以後の日本(飛鳥時代聖徳太子も然りだが)は悠久の皇帝統治の歴史に幕を与えた。更に今現在、ドイツは新秩序EUの名の元に新たな理想を掲げ古い思想を改革しようとしている。
そこには、かつてローマ帝国を築いたラテン民族の影は薄い。そして日本は脱中華思想の先陣を切っている。今現在、ドイツと日本の常任入り国入りを快く思っていない国は、かつてのローマ帝国であるイタリアと、中華帝国の中国が主だ。
近年の歴史を見てみると、時代は幾度となく日独二カ国にチャンスを与え続けている。だが、列強の圧力は凄まじく、今までは全て失敗している。ドイツはEUという武器以外の新しい平和的な道具を発見した。日本はどうだろうか・・・。
今こそ、日独の理想を現実に変えるべき時だ。来るべき時代は暗黒時代でなどではない。伝統は必要だが、束縛は人を退化させる。既成事実・既得権それらを含めて全ての価値観が変える事は、進歩の為にも必要だ。