ドイツの総選挙

mensch2005-09-18

今回のドイツ総選挙は日本の自民対民主の如く、表向きは与党のSPD対CDUの両党の戦いの装いを齎している。SPDも自民党も元は保守政権であったが、今は率先して改革に躍起になっている。しかしその実、日本とは微妙に異なる。それは偏に東ドイツとの統合による影響が大きいであろう。東ドイツの住人は反与党でもあり、極左即ちPDS(左派連合)を望んでいる。しかしその実、彼らは働かずして恩恵を受けることだけを考えているのだ。失業給付金や年金や医療保険等に代表される社会保険制度の温存だけを考え、それを維持するために必要な草案は全く意に介していない。彼らの望んでいるものは正しく暗黒の停滞期なのだ。では、彼らは一度体験した豊かな資本社会を捨てる事が出来るのか?答えは否なのだ。彼らの主張が、如何に滑稽で自己中心的かが分かるであろうか。政権奪取の為に目先の利益だけを優先し民衆を惑わす左派連合やCDUよりも、私はシュレーダー首相を基本的には支持する。そして、トルコのEU加盟は将来の絶対条件だ。将来、トルコに親独政権が誕生するとの示唆もある。親日のトルコには今後、日独の潤滑油として大いに活躍して欲しいところだ。この動きに対し、スラブやラテン諸国は反発する事だろうが恐れる事は無い。計画は実行されたばかりだ。平和的大ゲルマン思想は、芽を出す準備に奔走している。それに対する残忍なロシアや偽ユダヤの反発は根強い。ドイツ政権は、今は自重して偽りのWW2での冤罪を受け入れているが、何れ日本政府と同じく、それに意を唱える日も近いだろう。今回の結果がどうであれ、遅かれ早かれドイツは日本と同じ路線を歩む。これは、計画なのだ。日本はドイツよりも先に冤罪を晴らす道を歩み、ドイツは日本よりも先に自身の思想拡大を図っただけなのだ。ドイツは今後、順調にEU拡大を行い、その後はWW2の冤罪を晴らす事だろう。そして日本は今後、WW2の冤罪を晴らし、特定アジア(中朝韓)以外のアジア諸国との連携を強めて行く事だろう。


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