北欧のコンビニエンスストア

mensch2005-10-09

セブンイレブンは北欧でも好調だ。現在、デンマークスウェーデンノルウェーで展開しているが、セブンイレブンジャパンによる7-Eleven,Inc.の完全子会社化により今後は更なる改善と拡大が期待出来る。ただ、欧州ではガソリンスタンドがコンビニエンスストアの代わりとなって24時間営業をしている事も多いので、必然的にそれらとの競合の無い場所を選ぶしかなくなる。デンマークの首都コペンハーゲンを例に挙げると、中心市街地では至る所にセブンイレブンがある(個人商店以外のコンビニは、セブンイレブンしか存在しない)が、少し郊外へ出ると全く見当たらなくなる。これは、郊外に多いガソリンスタンドとの競合を避けての事だ。
コンビニの先駆けとして、セブンイレブンによる北欧以外の欧州進出に対する期待は大きい。その点で、コペンハーゲンに代表される北欧の都市は成功例として見本となるだろう。
では、実際に店内はどのような感じなのだろうか。想像通り、日本のコンビニとは雲泥の差だ。店員が制服を着ない事も多く、ガムを噛んでの接客も平気で行う。トイレも無く、商品数も少ない。店内のレイアウトも垢抜けなく日本の個人商店の様だ。イメージとして一昔前のデイリーヤマザキが近いだろうか。
以上のように問題点は数多いが、今後は日本的経営も取り入れるのだろう。改善点が多くあればある程、成長する可能性も高い。セブンイレブンジャパンの拡大は止まらない。(写真はコペンハーゲンセブンイレブン)


http://www.7-eleven.dk/7-Eleven%20startside.htm




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000405-yom-soci

「醜い」「ヤクザの街」――。海外のインターネットサイトや観光ガイドブックで、大阪に関する誤解やマイナス面を誇張した記述が目立つことが、大阪府などでつくる「大阪ブランドコミッティ」の調査でわかった。

 府は「予備知識のない外国人が読めば大阪の実像だと信じてしまう」との危機感から、出版元に冊子を送るなどして、イメージアップ作戦に乗り出す。

 「大阪ブランド」のPRを進める同コミッティは、今夏、府の海外事務所などを通じ、22か国のサイトや観光案内書の一部を調べた。

 米国の大手検索サイトの旅行ガイドは、大阪コーナーで「街は醜いにもかかわらず、愛されることを切望している」「(大阪人は)仕事がなくなっても、人生の楽しみ方を知っている、のんきな市民」と記述。また、「もうかりまっか」があいさつだとし、「戎(えびす)橋では若者がミニスカートの女の子を捕まえるために網を張る」などとしている。

 大手百科事典サイトは「下品なユーモア感覚から、騒々しいと思われている」と大阪人を分析。英国の大手出版社の旅行ガイドブック(2003年版)は囲み記事「The Yakuza」で「大阪はヤクザの街」と指摘する。中国で出版されているガイドブックにも似た記述がある。

 府では、引き続き各国のガイドブックを収集して内容をチェックする一方、出版元などに「正しい」情報を盛り込んだ冊子などを送り、「名誉回復」に取り組むことにしている。


日本人もやっと、海外の間違った日本観を問いただす様になった。こういった行動は当然すべき事であるが、今までの日本人はこれすらも出来なかった。他の多くの日本人も一笑に付さないで、同じように危機感を持って欲しい。