日本の味をドイツで味わう

最近、ドイツでも日本の果物が売っている。それが梨や柿だ。形は日本のものより不揃いだが、味は殆ど同じか日本のものよりも新鮮で美味しい場合もある。更に名称もNASHI、KAKIと書かれて売られている。
ボーダーレス化が進んでいるが、食べ物でも同様で遠く離れたドイツでも日本と殆ど同じ食生活が出来る。便利な世の中になったものだ。それとも、これこそが日本の文化力なのだろうか。日本の文化は、日本人が薦めなくても自然に各国に広まっていく。
日本が発展させたラーメン文化もその一つであろうか。ベルリンでは日本のラーメン屋台に影響を受けて、屋台を開いているドイツ人デザイナーもいる。既に日本のラーメンは、元祖中国を越えたバリエーションと味を有している。そんな素晴らしい文化とは知らず、広めようともしない日本人は情けないとしか言いようが無い。日本の味は、厳しい競争にもまれただけあって世界にも通用する力を有している。


ベルリンで 屋台を開業したオリバー・プレステール氏の紹介
http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/ramen/0509/ra_509_050909.htm