カタカナひらがな人気

mensch2006-01-19

昨今の日本文字人気は留まるところを知らない。何処かの国の様に、日本人自ら売り込んでいる訳でも無く人気が生まれる構図に、日本人気の力強さを感じると同時に、そんな素晴らしい文字に何の感慨も抱かない日本人にもどかしさも感じる。
ドイツでの一番人気はカタカナ、二番が漢字仮名交じりか。昨今では流行の衣類店では必ずと言ってよいほど、カタカナや漢字仮名交じり文字を羅列した服が売られ、家具屋ではソファーや照明カバーのアクセントとして用いられている。しかし、何れも意味の無い文字の羅列であり、その様は昔の日本に多く存在した英語Tシャツよりも酷いものとなっている。
しかしそんな中でも文章がプリントされているものも存在する。今回紹介する布団カバーはドイツでも有名な通販業者の製品だが、妙に内容があり何かの転載の様にも思える。内容は『でも版画で聞こえたエラスムスの黒の描写によって、全てを余すところなく聞という絶賛には、現代の美術史家も絶賛する だが、彼には油彩画家としても認められたいという思いがあった聞その努力はベネチア絵画に挑戦した美ローゼンクランツの祝』と書いてある。しかし、良く読んでみると日本語が変だ。それとも何かの暗号だろうか・・・。今は、日本に氾濫する和製英語を面白がる英語圏の人々の気持ちが良く分かる。


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