ドイツと中国における言論弾圧と矛盾

mensch2006-04-14

文革ムードのレストラン、北京で人気 (04/12 21:09)産経新聞【北京=野口東秀】「死者1000万人、被害者1億人」ともいわれる中国の文化大革命が終わって今年で30年になるが、北京では文革ムードたっぷりのレストランが人気を呼んでいる。
 文革は「資本主義の道を歩む実権派の打倒」を掲げ故毛沢東主席が発動、多くの指導者や知識人が犠牲となった。

 店内には当時の写真やポスターが張られ、毛主席の肖像を背景に「紅衛兵」にふんした若い女性が歌い踊る。北京市内には似たような店が数店舗あり、ちょっとしたブームになっている。

 客は40−50歳代が多い。「紅衛兵だった。当時が懐かしいよ。2度と起きてはならないが…」と男性客は笑った。


毛沢東、彼はスターリンと同じく史上最悪の一位二位を争う大虐殺者だが、今でも中国で敬愛を受けている。天安門の巨大な毛沢東の肖像も問題だが、彼らは何れも国内で多くの民衆を殺してきた。中国人の商売根性はたくましいが、彼らの無知蒙昧さにも呆れ果てる。
過去一世紀、誰が自国民を多く殺してきたか。それは日本でも欧米列強でもない。当の中国人自身なのだ。彼らがこの事実に気付き、他国を罵るよりも自国内の不条理を反省しない限り歴史は繰り返すだけだろう。
日独は何れも冤罪を被り、中露は自国の罪を隠蔽する。確かに歴史は勝者が作ってきた(中国は勝者ではないが)。勝者が正義でもある。だが、それでは悪も戦争も無くならない。
では、一つの例えとして悪政や蛮行では彼らの足元にも及ばないヒトラーを今のドイツで信仰し、同じようなレストランを開いたらどうなるか。即、支配人は逮捕だろう。最も、今のドイツでは東欧出身のネオナチが悪事を繰り返し、ナチスの評判を落とす役割も果たしており、更にはホロコースト産業と結びつきナチズム狩りは凄まじいものがある。ネオナチによる言動の動機は在日朝鮮人街宣右翼と似通っている。
今のドイツは移民たちによる暴動や犯罪に対して成す術を持っていないが、何故かナチズムにだけは強引な程の弾圧を繰り返している。ベルリンのトルコ系移民が9割以上を占める学校では校内暴力が激化し学校閉鎖している。隣国のフランスでもモロッコ系移民の若者たちが集団をなし略奪暴行を繰り返している。リベラリストが甘い顔をした結果がこれだ。彼ら移民は差別されてきたから同情するのか?であれば一般市民をも巻き込む悪逆行為も許されるのか。ナチスを弾劾するのであれば、こういった無法者達に対しても正々堂々と弾劾するべきだろう。
ホロコースト研究を弾圧する今のドイツも、民衆を弾圧する今の中国も言論弾圧との点では同じ穴の狢だ。言論弾圧は洗脳であり、偏った解釈を生み歪んだ思想を齎すだけなのだ。中国では、皇帝に弾圧されていた人民が今は同じ人民に対し言論弾圧を行い。ドイツではナチスに弾圧されてきたリベラリストコミュニスト達が、歴史研究に対し焚書まがいの言論弾圧を行っている。彼らは歴史から何を学んだのであろうか。思うに、彼らこそ真の独裁者、真の悪逆軍国主義者ではないだろうか。