日本人と中国人・韓国人との相違点

今回は、日本人と中国人韓国人との違いを自分なりに愚考してみたい。中韓の人々の本質を理解している方には今更ながらの結論だが、まだまだ理解しない日本人も多い。


日本人は極東アジア人に分類される。確かに、日本人と中韓の人々は外見的に共通する点も多く、特に他民族国家である中国では、日本人に非常に近い風貌を持つ人物も居る。
彼らと話していると、似かよった風貌から無条件な親しみを感じがちだが、外見に惑わされてはならない。彼らと話すときは見かけよりも、感性・価値観を探る必要がある。


更には、中韓に溢れる日本文化が偽りの親近感を生ませている。だが、彼らが利用している日本文化や日本風な存在は、日本が好きだから真似たり取り入れたりしている訳ではなく、コピーする方が開発費用もかからず楽だからとの理由に過ぎない。故に日本のコピーが氾濫し、韓国に至っては自国に溢れる日本文化が、韓国オリジナルだと思っている人々も多い。
日本文化が溢れているからといって親日ではないのは、中韓の現状を見れば一目瞭然だが、同じように文化が近いからといって思想概念も共通していると早計してはならない。


オヒトヨシな日本人は、彼らの外見や表面的な文化に惑わされて日本人と同じ思想概念を持っていると勘違いしがちだが、そういった思い違いが日本の将来を危うくさせている。中国企業に裏切られる日本企業や、中国人に利用される日本人の如何に多いことか。正直、これについては彼らの“見せ掛け”に騙される日本人が悪いとしか言いようが無い。


一般的中国人に共通する思想概念は何だろうか?言うまでも無いが、“中華思想”が挙げられる。一般韓国人に共通する思想概念は“恨の思想”や“小中華思想”だろうか。そして、これらに共通する概念として、自己中心主義が浮かんでくる。
対象的に日本人の思想概念は “和の思想”、即ち共栄共存主義だ。
日本と中韓の反目も極めれば、この互いに相反する思想の衝突から生まれている。


にもかかわらず、中韓の人々も日本人が何たるかを理解せずに、日本を中華帝国の一舎弟もしくは末端としてしか捉えず、大東亜戦争における日本を悪役(親不孝者)に仕立て上げている(日本の極左極東アジアに疎い欧米知識人も、同じくだが)。彼ら妄想の発端は、「自国だったら、自国の軍隊はこんな悪行をしていただろう。だから、日本の軍隊も同じ事をした筈だ。」であるが、南京事件捏造問題にしても従軍慰安婦捏造問題にしても、過去から現代に受け継がれてきた彼ら所業の延長線上にある発想に過ぎず、オヒトヨシ日本人には想像することも、実際に行動へ移すことも不可能だ。
支那事変関連において、中国軍による残虐な在留邦人陵辱虐殺事件は数多く有ったが、その代表でもある通州事件は何だったのか。現代も続く少数民族への虐殺は何なのか。
韓国での10万人あたりの強姦発生率は日本の7倍以上。過去の従軍慰安婦における強制も朝鮮人業者によるものだけであり、それ以外も売春婦に過ぎなかった。韓国では現在も売春婦が輸出産業の一角を担っており、アメリカへの売春婦最大輸出国になっている。無論、これには韓国業者による強制も多く含まれている。遠い将来、アメリカの所為にされなければ良いが・・・。


死生観も異なる。現世利益を何よりも尊ぶ中韓の人々は、刹那主義に走りがちだ。彼らは頻繁に祖先や家系を自慢するが、敬うことは無い。彼らにとって、祖先は自身の格付けをする“物”にしか過ぎないからだ。
対照的に日本では、自分自身が問題であり、先祖を自慢する行為は重要ではないと考える。だが、日本人は先祖を敬い弔う。日本独特の先祖を祭る仏壇が良い例だろう。こういった思想の違いは、死体に対する扱いや凶悪犯罪発生率にも大きく影響する。中韓で凶悪犯罪が多く日本で少ないのは、経済だけが原因ではない。


衛生概念も全く違う。日本人の潔癖症は元を辿れば世界最大の大都市でありながら、リサイクルと衛生施設が整っていた江戸が生んだものだ。銭湯や便所を江戸庶民は共有していたが、当時の世界で庶民がこれらを共有することは不可能で、風呂も便所も無いのが一般的だった。故に日本人が、衛生概念の育たなかった(大日本帝国時代に育てられなかった)中韓で不快感を味わうのは当然と言える。


時々、日本人か否かも不明な人物が「昔の日本人も今の中韓の人々と同じだった。彼らの蛮行も大目に見てあげようではないか。」と尊大に論ずるが、今も昔も日本人や中韓の人々は何ら変わっていない。
中韓の人々も、「昔の日本人も、今の自分達と同じく自己中心的だった」などと偽りの正当化をせずに、自国民の恥ずべき点を素直に認める必要がある。そう思わない限り、中韓の人々はいつまでも“極東アジアの恥さらし”のままだろう。自虐的な日本人も問題だが、自己正当化だけの中韓の人々は更に問題だ。このような発想では改善しようが無い。
少なくとも、自己中心主義と、共栄共存主義、どちらがより良い世界を築くのか位は分かって欲しい。無論、これは差別発言ではない。


大まかに日本人と中韓の人々との違いを述べてきたが、次回はここまでの話を考慮して、如何に日本人とドイツ人が距離的・容姿的に離れていても近似した思想概念を持っているかを愚考してみたい。


最後になるが、私の身近でも、天上天下唯我独尊で生きる日本人も存在するし、漢民族でも情や思いやりの有る人物もいる。日本に住み親日であれば尚更、日本人的風貌と思想になっている事だろう。そして、日本人的風貌といっても北方モンゴロイド系の人もいれば、アイヌや沖縄に代表される原日本人系もいる。以上を踏まえた結果、今回の記述は一般論に留めた。


●当日記・漢民族気質関連記事

大東亜戦争における日中関係と虐殺事件
中華思想と攘夷


●当日記・韓民族気質関連記事
日本経済の躍進と韓国経済の崩壊(日韓の対照的な民族性)

江戸時代と李氏朝鮮時代における民族気質

韓国人の差別体質


日本と中韓との新しい関係



和の思想を今も受け継いでいる親愛なる国家・台湾。その代表格である李登輝・前総統が靖国神社に参拝された。
蒋介石が率い台湾に落ち延びてきた国民党員は約200万人。その後、多くの親日台湾人が彼らによって虐殺され虐げられた。そして現代も反日の大陸人が数多く流入している。
にも拘わらず、和の思想を保っている親日国家・台湾は何処よりも愛すべき守るべき国家ではないだろうか。日本は、今すぐにでも台湾へ手を差し伸べる必要がある。反日侮日の中韓や、事大主義のマスコミに騙されてはならない。


麻生外相、李登輝氏の靖国参拝「問題ない」共同 6月10日


李登輝・台湾前総統:国際教養大で学生らに特別講義/秋田 毎日新聞 2007年6月7日

来日中の台湾の李登輝・前総統(84)は6日、親交のある国際教養大の中嶋嶺雄学長の招へいで同大を訪れ、学生や市民ら約390人を前に「日本の教育と台湾−私が歩んだ道」と題し特別講義をした。「日本の教育で、個人ではなく社会のために尽くすことを学んだ」と述べ、日本の若者にも公の意識を持つよう訴えた。

 李前総統は、22歳までに受けた日本の教育について「古今東西の先哲の書物や言葉に接する機会を与えてくれた」と称賛。旧制高校時代に読んだ新渡戸稲造の「武士道」などを挙げ、「公の心や秩序をもつ武士道は日本人の生活に深く浸透した」と指摘。一方、日本の若者については「だめとの声もあるが日本人の美徳を持っている」とし、そのうえで「唯一足らないことは国を思うことだ」と訴えた。
 李前総統は文化交流と観光を目的に先月30日に来日。4日から県に入り、仙北市角館の武家屋敷や田沢湖高原を回り、6日には松尾芭蕉の「奥の細道」で有名なにかほ市象潟の蚶満寺を訪れたという。【馬場直子】


日本一国で、中韓を懐柔するのは不可能だ。懐柔されるのがオチだろう。だが数多の親日国家と日本が強力な信頼関係を築いたらどうだろうか。日本は優先順位を間違えてしまったのか。
日本の文化は好きだが、反日との中韓の人々も多い。思うに親日かどうかは、和の思想を受け入れているか否かに集約されているのだろう。