東アジアにおける中国主導の危険性

ドイツ・チベット・ピンバッジ



朝日に代表される売国マスコミは、アメリカよりも中国との連携を求める。
だが、ちょっと待ってほしい。


確かに私も、アメリカ帝国主義によるイラクやイランへの理不尽な侵略行為や制裁は納得がいかない。
アメリカは何故、イラク侵攻に対して核兵器保有という大義名分を掲げながらも、核兵器保有が捏造だったとの失態をしなければならないのか、イラクよりも遥かに黒に近いパキスタン北朝鮮等の核兵器保有国には物申さないのか。
これに対しては、天然資源の有無で対象国を選別していると結論付ける他ない。
しかしながら、理不尽で利己的なアメリカに反旗を翻し、同じアジアの仲間である中国に恭順を示した方が良いという左翼も、単純な善悪論に凝り固まってはいないだろうか。
中国は、チベット人ウイグル人へ血の民族浄化をし、共産党一党独裁による言論弾圧をし、空母を建造し、台湾や日本を威嚇するアメリカ以上に理不尽で利己的な国家だ。


此処から先は、理想論ではなく、現実論を述べたい。
左翼は、中国主導の大アジア主義に同調してはならない。彼らの説く大アジア主義とは、漢民族が中心という超極右的な中華思想に他ならない。更に現段階では、共産党員でなければ人では無い。


だからこそ、東アジア共同体構想は日本主導で行う必要がある。これは、自己慢心でも差別でもない。仮に、中国が日本以上に民主主義国家の先進国で民度の高い平和国家だったなら、無条件に従っても良いと思っている。だが実際には、日本ほど、平等で平和で言論の自由が有る国は他にはない。日本における言論の自由にいたっては、マスコミが政治をも操作する位だ。
現状として東アジアの中で、経済力・軍事力・文化力で抜きん出ている国は日中しかない。故に焦点は純粋に、日中のどちらがより良き世界を築けるかに尽きる。
アジア諸国には二者択一の道しか残されていない。小国として生き残る道は、中国やアメリカが覇権主義を強めている現代では不可能だ。

日本が大国の立場を捨て中国に従えば、日本国内でも言論弾圧漢民族支配による民族浄化が起きるだけではなく、天皇制の解体や日本領土の分割も齎す。無論、韓国や、その他の東アジア諸国でも同様な言論弾圧民族浄化が繰り広げられるだろう。
在日朝鮮人に代表される他民族をも過剰に保護する日本人、他民族のみならず自民族をも過剰に弾圧する漢民族。どちらを選ぶべきか、言うまでもない。それら事象だけでも、現代日本が、どの国家よりも左派的で、中国が右派的と立証できる。貴殿は、漢民族共産党幹部だろうか。それとも、それ以外の、その他大勢なのだろうか。


では、東アジアを日本主導に靡かせるには、どうすれば良いのだろうか。
陳腐な提言だが、カルタゴを参考にするのも良い。だが、問題は敵が誰かだろう。
カルタゴの敵はローマとヌミディアだったが、日本を陥れ辱めようとする敵はどの国だろうか。中国・北朝鮮・韓国・アメリカ・ロシアと色々浮かんでくる。敵は多いが、日本の得意とするところは、敵を服従させるのではなく、懐柔させるところか。
日本の外交下手は今に始まったわけではないが、遠交近攻という古今東西に共通する基本的な戦略が倦厭されている。果たして、この戦術なくして弱肉強食の社会で生き残れるのだろうか。対照的に、日本の近隣諸国はこの戦術を大いに活用している。
遠交近攻としてインドやブラジルやEUと手を結ぶのは外交戦術として当然だが、敵の敵である台湾も見捨ててはならない。
台湾は反日大陸人が今もなだれ込んでいるが、親日国家だ。中朝韓以外のアジア諸国や、世界に散らばる数多の国家も親日だ(アフリカの一部諸国が、中国の見返りつき援助に毒されたとしても)。
台湾は、日本との協調にのみ生きられる。親日を終えた時点で台湾の命運が尽きるとの事は、台湾自身も知っている。
日本は台湾の切なる願いを知っているのだろうか。台湾はストーカー等ではない。日本が生んだどの国家よりも尊い存在だ。優秀なる息子を捨て、何故に日本は、恨み辛みだけのドラ息子を愛し続けるのだろうか。


反日国家に落ちぶれている韓国や北朝鮮は、アジアにおける外交路線を誤った。
アメリカ主導の東アジア離反工作、中国主導の中華帝国構想に、まんまと騙されたといっても過言ではない。

中国には、日本のような隣人愛など毛頭無い。中国に骨の髄まで吸い取られアジア一の最貧国になった李氏朝鮮は何だったのか。対照的に、大日本帝国時代の朝鮮への日本による兆大な投資は何だったのか。韓国はまた、元の最貧国に落ちぶれたいのだろうか。
韓国は貧窮になっても、中華思想の元で日本を見下したいという矮小な自尊心を満たしたい為に中国に恭順している。
だが中国は覇権主義・人権弾圧国家で、100年前と同じく軍事力と人口ばかり強調するハッタリ国家に過ぎない。実際には、アメリカは中国を脅威とは思っていない。中国が反旗を翻したとしても、烏合の衆、非力な眠れる豚だと捉えている。だから、アメリカはいつの時代も、重鈍なる眠れる豚の中国に同調し過保護に可愛がってきた。
日本に対してはどうか?アメリカの知識人は大東亜戦争時代(アメリカの言う、太平洋戦争)だけではなく、今でも日本国や日本人を脅威に思っている。日本は何故、大東亜戦争にのめりこんだのか。ABCD包囲網やハルノートは何だったのだろうか。これらは、アメリカと中国の所業ではないか。
しかし、日本は負けなかった。戦争という局地戦では負けても、半世紀以上経た後、経済という大戦では連勝しており、今でも日本は脅威だ。アメリカの鑑識眼には恐れ入る。
アメリカにとっては、優秀な日本にアジアの盟主になってもらうより、鈍重な中国になってもらったほうが、世界制覇を狙うには都合が良い。
アメリカ首脳陣であったら、そう思うのが当然だ。


日本は経済で、中国や韓国に追い越されると述べる人がいるが、過去にも述べてきた中華思想が残る限り、日本を追い越すことは絶対に無い。現状として、中華思想第一の舎弟である韓国は既にGDPで今年、ブラジルに抜かれ、年々ランクを落としている。途上国というよりも、崩壊要因を増やし続ける衰退国との表現が正しい。中国の成長にしても“何も無いところに膨大な人口”があれば、成長して当たり前といえる。市場が開拓され尽くしたら、ブラジル並みの国家に落ち着くと思われる。少子化にしても格差社会にしても、日本より中韓の方が遥かに深刻だ。
中国の経済力が中華帝国構想を支える軍事力となる脅威も有るが、経済だけで中国と連携を求めるのは余りにもリスクが高くないだろうか。


私は何も、中国人を憎めとは言っていない。こういった話題になると、無条件に“友好は良いこと”で思考停止になる人々が多い。私自身も、民族入り乱れ権謀術数の中国史への興味は尽きない。身近に、日本人以上に寛大で穏やかな中国大陸人がいるが、尊敬すべき人物だ。
だが、少し考えてほしい。


「中国の歴史や文化が好きだから、身近な中国人が良い人で親日だから、隣国だから、国家間も無条件に仲良くすべき」との発想は、「その国の文化が嫌いだから、身近な外国人が意地の悪い人で反日だから、地球の裏側の国だから、その国家とは無条件に断交すべき」との発想と同じく幼稚だとの事実に、何故気付かないのだろうか。


残された時間はあと僅か、日本は何処へ向かおうとしているのだろうか。
答えは簡単明瞭だ。日本という存在自体が、既にその方向性を示している。
向かう先を見失った日本は、もはや日本ではない。そして、東アジアの暗黒時代も永遠に終わらないだろう。



◆中国支配のもとで滅びつつあるウイグル民族


◆中国 ウィグル族弾圧



◆現在のチベットの状況


◆チベット難民に発砲する中国国境警備兵 '06



◆2007年2月:7人の法輪功学習者が虐殺されたことが確かめられた


◆法輪功学習者はシカゴで迫害酷刑を実演



これらは仮想現実ではない。歴史物語でもない。映画でもない。ゲームでもない。
今、同じ空の下で起きている惨状だ。
日本人は、韓国人は、貴殿等は、現実から逃避して、彼らを見放し、彼らと同じ道を歩もうとしているのか。



◆【コラム】 どうして台湾は、こんなに親日なんですか?

昨年、台湾の雑誌『遠見』が20歳以上の1000人にアンケートしたところ「一番尊敬する国」「一番移住したい国」などの筆頭に日本が挙げられたそうだ。そういえば以前、台湾に旅行をした際に、現地で知り合った人に好意的に受け入れられ、台湾は「親日」なんだと実感したことがある。でも、どうして台湾は親日なのだろう。産能短期大学講師で『日本に恋した台湾人』などの著書で知られる謝 雅梅さんにお話を伺った。

「やはり歴史背景は大きいですね。日本統治時代(1895〜1945年)、その目的はどうであれ、日本が台湾のインフラを整備したことは今でも高く評価されてます。72歳になる私の父は、小学校4年生まで日本の教育を受けましたが、不思議と日本人に立ち居振る舞いも似てくるんですね。いわゆる日本の頑固親父と一緒(笑)」

では、65年生まれの謝さんや若い世代にも親日派が多いのはなぜ?(以下略)


中国政府、チベット高僧の転生に事前申請を要求

【8月4日 AFP】中国政府は、輪廻転生を続けるとされるチベットの高僧(活仏)が転生する際、政府の許可なしの転生は認めないことを決定した。国営新華社通信(Xinhua)が3日、報じた。

 新条例は9月1日より発効され、以降すべての転生は宗務課への申請および許可が必要となる。新華社通信によれば、条例は「活仏の転生の管理を制度化するうえで重要な措置」だという。

 中国共産党は、信仰の自由を表向きは認めているが、実際はチベット仏教を含むすべての宗教を厳しく規制する。(以下略)

小沢一郎・民主党代表を補佐する韓国人女性秘書

【東京9日聯合】日本の参議院選挙で圧勝した民主党小沢一郎代表の秘書を務める韓国女性が注目されている。国際担当秘書の金淑賢(キム・スクヒョン)さんだ。金さんは2000年に当時自由党の党首だった小沢代表の秘書に抜てきされ、以来7年間にわたり小沢代表を陰で支え続けてきた。日本の政界では、自民党の議員が韓国人留学生をインターンとして起用するケースはあったが、韓国人が正式に秘書として採用されたのは金さんが初めてだ。(以下略)


どうりで、日本国民よりも中国韓国様様なわけだ。韓国では遺伝子まで調べて、日本人の血が少しでも混じっていれば政治活動が出来ないという異常さだが、日本は非常に寛大だ。


【朝鮮日報】今やDNA鑑定まで必要な韓国の大統領候補選び 08/03 

先月27日、ハンナラ党李明博(イ・ミョンバク)候補の口腔(こうくう)細胞を検察の捜査官が綿棒で 採取した。これは本人の同意を得て行われたものだ。検察はこれに先立ち、李候補の実兄である ハンナラ党李相得(イ・ソンドゥク)議員の口腔細胞も摂取した。これは軍事評論家・池萬元 (チ・マンウォン)氏による「李候補の母親は日本人で、李候補と李議員は異母兄弟」という主張の真偽を 確かめるため、DNA鑑定の目的で行われたものだ。池氏がホームページや記者会見を通じてこうした 主張を行い、またその説がネット上を中心に急速に広まったことから、李候補側は今年3月、池氏を 名誉棄損で告訴した。検察は李候補と李議員の口腔細胞を採取してDNA鑑定を行い、池氏の主張が虚偽だったとの結論を下し、池氏の逮捕令状を請求した。(以下略)