典型的“Typisch”で代表的“Repräsentativ”な、福田首相の暴言・失言


人種差別、英語でもその通り“Racial discrimination(人種差別)”という。だが、ドイツ語は違う。ドイツ語では一般的には差別との表現よりも“Rassenvorurteil(人種偏見)”との表現を好む。この様に、本音は別としてドイツ人は事の他、偏見に対して気を使っている。
例えば、日本語で「典型的な〜」は普通の表現だが、ドイツでは場合によっては問題がある。それは“Typisch(典型的な)”が侮蔑的意味合いを含んでいるだけではない。
侮蔑的意味合いで言えば、“Typisch+〜!”は、「またいつもの〜が始まった!」だが、最近は侮蔑的意味合いを含んでいない場合でも、一部の現代ドイツ人は倦厭する。
例えば、日本で売られているドイツ語会話集“Typische Formullerungen”も嘲笑を誘う事があり、典型的な会話って何?との事になる。
“Typisch Deutsch(典型的ドイツ人)”も“Typische deutsche Küche(典型的ドイツ料理)”も現在の世界情勢に合わなくなってきているからだろう。
確かに、「典型的な日本料理は寿司である」と表現されても納得が行かない。「一般的」でも多少なりとも誤解を招く恐れがある。
そこで、“Bekannt(世間に知られている)”や“Repräsentativ(代表的な)”を使い分けることで落ち着く事となる。


これらはドイツの場合だが、日本語でも何気ない言葉使いが特定の人たちの癇癪に当たることがある。故に、そういった配慮が出来ない人が公に出れば、世間の批判に対応できなくなるのは至極当たり前ともいえる。
福田首相もその一人か。彼の失言癖は有名だが、簡単に取り上げただけでも、数多くある。


●集団レイプ事件について「そういう格好しているほうが悪いんだ。男は黒豹なんだから。情状酌量ってこともあるんじゃないの?これから夏になるしね。女性も悪いんだから、気をつけなきゃいけないんだよ」


年金問題について「年金システムが崩壊したらどうなるか、若い人が一番心配することだ。戦争でもするなら話は簡単だ。ゼロからスタートするということだ」「これからはあなたたち若い人が一生懸命考えてください。 私の将来のことじゃないんだから」


北朝鮮拉致問題について「まあそれぞれにどういう事情があるかわかりませんからですね。御家族、ご遺族、ごめんなさい。あのぉ、御家族、帰国本人ですか?あの拉致されて、帰国された御本人に意向を確認してください」
北朝鮮による日本人拉致をテロと認識するか」との質問に対し、「性格が違う」


靖国問題について「靖国?人が嫌がることを、わざわざやることはないでしょう」


●遊説で訪れた高松市で「香川県にあんないい商店街があるなんて思わなかった」


●最後に左翼の方々へ

福田発言を糾弾し有事法制を粉砕しよう!


福田首相が、如何に他人への配慮に乏しい自己中心的な人柄であるかが良く分かる。
果たして、このように無責任な人物に日本を任せて良いのだろうか。確かに、完璧な政治家など居ない。だが、彼の暴言・失言は如何ともしがたい。
彼の存在は、右翼左翼・女性男性・老若男女関係なく、百害有って一利無しに思える。
彼は何もしないのではない。何も出来ないだけだ。彼が外交や内政に本気を出したら、日本はどうなるのだろうか?末恐ろしい。
しかし、傀儡人形なら最適だろう。彼を操るものは一体、誰なのだろうか?


週刊文春[福田康夫 実は大変人 オフレコ暴言録]9/27日号

福田康夫 実は大変人 オフレコ暴言録
金正日は誠実だった」「飯島に情報が入るわけがない」「森さんは気楽でいいよな」「男系維持派はアタマが悪い」「男は黒豹なんだから」…