否定する中国

北京市内を闊歩する残虐的人民軍



中国の中華思想・夷狄思想は留まるところを知らない。そのような国家が力を付け、幅を利かせば何を齎すか。それは破滅以外に何も無い。


今回の冷凍ギョーザ事件でも、中国は一切の責任を否定しているが、過去の所業を鑑みるにあたり驚くような反応ではないし、発言の信憑性も薄い。
この様な状況に至っても、既存メディアしか知らないお人好しな日本人の中には、中国側の見解を信じる人がいる。そういった考えを持つ日本人の発想は「国家として、そこまで否定しているのだからそうなのだろう」だが、これこそ日本国を滅亡に導く因子に他ならない。この点に関しては、当の中国人民の方が余程聡明だ。彼等は中国共産党の見解など信じていない。


日本人であれば、どんな状況でも被害者がいれば遺憾の意位は表明するが、中国では殆どない。中国では家族以外は敵であり、敵に弱みを見せる行為は最大の屈辱だからだ。
日本人の面白いところは、例え自身に非がなくても取り敢えず謝って相手をなだめようとの発想か。これは和の精神にも通じる誇るべき事だが、対照的な中華思想と対峙すると途端に餌食となる。対日本人ならいざ知らず、こういった発想のまま海外へ出て濡れ衣を着せられる人も多い。
だからといって、日本人が彼らの様に狡猾になる必要は無い。だが騙されないよう注意を喚起する必要はある。


未だに、中国側の否定発言としてギョーザとダンボール入り肉まんしか知らない人が多いようなので、今回はここ半年間の中国による否定発言を連ねてみたい。
マスコミの報道選別(規制)により表立たない事が多いが、これでも中国は信用できる国なのだろうか。


※冷凍ギョーザ事件における中国側による否定


◆「我々こそ最大の被害者」天洋食品工場長が疑惑を再否定(読売新聞)


◆<続報><ギョーザ中毒>「日中友好望まぬ者が極端な手段に」=「構造的な事故」説を否定‐中国高官(Record China)


◆ギョーザ事件 内部犯行報道を否定 中国、人為的な混入認めず(産経新聞)


※ここ半年における中国当局による否定


◆エネルギー面の脅威を否定 中国政府、白書で強調 - mediajam


◆世界・干ばつの原因は巨大ダムとする論の否定に躍起の中国政府


◆「三文芝居はもう幕を」!米国でのスパイ活動説を全面否定―中国外交部:レコードチャイナ


◆<嫦娥1号>月面写真はホンモノ!科学者がネット上の疑問に反論―中国:レコードチャイナ


◆汚染対策、効果ゼロ?!メディアの報道に反論―国家環境保護総局(Record China)


◆中国で地下水汚染 3人死亡、数千人が入院か(産経新聞)


◆海外投資への開放方針は不変、外資排除との噂を否定―米中商業貿易連合委(Record China)


◆<北京五輪>「これがあなた方の言う『報道の自由』なのか?」、西側メディアのデマ報道を批判(Record China)


◆中国外務省、越境チベット族への発砲否定=AFP通信 | Chosun Online | 朝鮮日報


◆中国、イランとのJ-10戦闘機をめぐる折衝を否定


◆中国、英企業への国家的スパイ行為報道を否定 | Reuters


◆中国でのブタ青耳病感染拡大否定 農業省責任者←中国通信社:社会


※対ドイツ工作を中国当局が否定
親日・反中国家ドイツも、中国の工作には手を焼いている。


◆外交部:ドイツ政府の「中国政府がスパイ」発言否定(サーチナ・中国情報局)


◆中国政府、独政府システムへの攻撃を否定 - ITmedia News


これらは、5年6年のスパンではない。僅か半年だ。これだけあって「はいそうですか」と全てに得心が行く人は、果たして何人いるのだろうか。狼少年の末路は、言うまでも無い。


日本のマスコミや外務省は、こういった事実を極力隅に追いやり、無条件で中国との友好を説く。国民を啓蒙できなくなったマスコミ、国民を守れなくなった外務省に、果たして存在価値が有るのだろうか。
中国の暗部を知らないまま踏み込み犯罪被害に遭う日本人観光客、詐欺まがい商法によって壟断される日本企業は多い。彼等は無知だ。だが、本当に悪いのは彼等か、中国か。
本当に悪いのは、これら中国の真実、チャイナリスクを伝えない日本のマスコミと外務省だ。


かつて大日本帝国は、大本営とマスコミにより、実際の戦局を知らされず泥沼の戦いに迷い込んでしまった。
そして現代、外務省とマスコミは再び同じ過ちを犯そうとしている。今は、第二の通州事件支那事変が起きない事を祈るばかりだ。