チベット大虐殺問題を御座なりに済ます日本
日本の報道が中国大地震一色でチベット大虐殺問題が御座なりに扱われている中、ドイツはダライ･ラマの訪独により、再びチベット一色となっている。ダライ･ラマは精力的に海外訪問しているが、中でもドイツに対する思いは一入に思える。
中国大使館は正式にドイツ政府に対しダライラマの訪独反対を表明したが、彼は毎年訪独しており今年もまた例外ではなかった。
最近の中国内事情もありドイツメディアによるチベット報道も年々大きくなっているが、ドイツは日本と違い親チベットを貫いており、中国共産党による人権弾圧、宗教弾圧、少数民族虐殺等の日本では報道しない暗部まで紹介している。
今回、メルケル首相は外遊中で会えなかったが、ダライ･ラマはヘッセン州首相、ノルトラインウェストファーレン州首相、ツォイル開発大臣、ラマート連邦議会議長等と会見し、その後19日公式にベルリンに招待されブランデンブルク門の前で演説をする予定となっている。
Rüttgers verteidigt Treffen mit Dalai Lama
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チベット大虐殺に背を向けた日本だが、今回の中国大地震では最大の義援金を送った。また、各国に先駆けての援助隊派遣は、古来受け継がれてきた和の精神の本領発揮といったところか。
方や中国は、日本に対し有料でチベット自治区内のパンダを貸付け、ダルフール大虐殺支援問題も解決しないままでいる。
現在も中国の金と兵器がスーダン政府に渡っており、民族大虐殺が続いている。スピルバーグ監督のオリンピックボイコットによりダルフール大虐殺支援問題は表面化したが、中国はスーダン以外のアンゴラやケニア等の人権弾圧国家に対しても積極的に資金援助をしている。
中国が欲しいのは、アフリカの資源と支持だけだ。中国は、自国の利益の為だけに他国民を蔑ろにする国家に過ぎない。
対中ＯＤＡも同じくだが、果たして今回の義援金は本当に困窮している人民に届くのだろうか。結局は共産党幹部の私腹を肥やし、少数民族虐殺やアフリカ人虐殺の糧とならないだろうか。今の段階では絶対に無いとは言えない。
現地住民も疑問視する中国のアフリカ支援 - ビジネススタイル - nikkei BPnet
中国、アフリカに200億ドルの支援を約束 | Chosun Online | 朝鮮日報
チベット大虐殺の真実
Free Tibet！チベットを救え！
Oak mook
著者： 西村幸祐
出版社： オークラ出版
サイズ： ムックその他
ページ数： 175p
発行年月： 2008年04月
オリンピックを前にして行われた中国共産党のチベット弾圧により、国際社会はこれまでにないほどの関心をチベットに寄せている。にも関わらず、日本のマスメディアはこれまでチベット問題に関して充分な報道をしてこなかった。本書はその背景にある日中の歪んだ関係を始め、ダライ・ラマ法王の緊急記者会見や3月10日のチベット蜂起後の動きなどを特集した完全保存版である。
【内容】
◆巻頭カラー：PICTORIAL チベット蜂起、60日を追う
◆総特集１：今、チベットで何が起きているか？
◆総特集２：チベットが、日本の未来を透視する
１０００万人、厳しい避難生活 四川大地震１週間 '08/5/18 中国新聞
▽チベットの影薄まる 「神の助け」と五輪関係者
中国・四川大地震が発生した十二日夜、北京五輪のリスク評価担当チームの関係者は「言い方は悪いが、これは神の助けかもしれない」とつぶやいた。五輪関係者の間では、大地震がチベット問題の影を薄め、国際社会との溝を埋める役割を果たすとの期待が出ている。
日本の緊急援助隊は煙たい？ 住民歓迎も軍は「メンツが…」 ＭＳＮ産経ニュース
１７日、日本の援助隊は青川県の被災現場で活動したが、軍の兵士の１人は「あれは日本隊だろ。早く帰れよっていう感じだ」と口走った。それ以外にも不快感を示した救助関係者もいた。
ある中国筋は「軍が仕切る現場で日本隊に生存者を発見させると思うか？」と話す。日本の援助隊に中国側が指定した被災現場は、すでに捜索を終えたか、あるいは巨大な土砂崩れで埋まり、中国側も救助などは「無理」だと判断した小学校だった。同筋は「軍などがいったん捜索し救助活動をすでに終えた現場で、もし日本隊が生存者を発見したら、それこそメンツが立たない」ともいう。
