真珠湾攻撃は卑怯ではない




富士山とB29


航空幕僚長の更迭騒ぎで歴史問題が再燃しているが、歴史に興味を持っている人間からすれば、殊更疑問視するような発言でもない。むしろ、問題発言と糾弾する側が問題といえる。
いつも思うのだが、アメリカの犬と日本を批判する人物ほど、歴史問題では米国の忠実な犬になる。彼らは、ただ単に理由を付けて日本を貶めたいだけなのだろうか。そうではないとしたら、洗脳されているか無知蒙昧なだけだろう。


真珠湾攻撃は卑怯だと揶揄される事が多いが、過去から宣戦布告無しの戦争は多々ある。日本は、実際には対米宣戦布告をしており、外務省の怠慢で30分遅れとなっただけだ。
もっとも、真珠湾攻撃より先に米国が日本の潜水艦を撃沈させたとの事実がある。


「真珠湾奇襲」は嘘だった!! ── アメリカの対日先制攻撃]

2月7日午後0時10分(現地時間)、アメリカ海軍司令部に一つの暗号電報が入電しました。
「ワレ、日本潜水艦ヲ撃沈セリ。」
それは米軍艦が、公海上 ── アメリカの領海外において、日本海軍の潜水艦を攻撃、撃沈した事を報告する暗号電報だったのです。(米国海軍ヒューウィット調査機関提出書類75(1945年6月7日),みすず書房『現代史資料 35巻』)
つまり、アメリカは、日本による「真珠湾攻撃」の1時間20分も前に、「宣戦布告」もなしに、日本の潜水艦を攻撃、撃沈した事になる訳で、これこそ、正に「騙し討ち」と言えるのです。それにしても、日本の「真珠湾攻撃」をもって「騙し討ち」と言わしめたのですから、ローズヴェルトも相当の極悪人です。


アメリカこそ、宣戦布告無しの戦争屋といえる。大東亜戦争以降も、ベトナム戦争キューバ侵攻、パナマ侵攻、グレナダ侵攻、イラク空爆等、宣戦布告の無い様々な奇襲攻撃をしてきた。
更に、アメリカは民間人も容赦なく殺してきた。大東亜戦争における戦闘機による民間人への機銃掃射から始まり、市街地空爆サイパン沖縄戦の民間人虐殺、そして原爆へとエスカレートしていった。
日本は少なくとも、民間施設や民間人を標的にする事は無かった。真珠湾攻撃も軍事施設しか攻撃していない。不幸な事に、米国民間人38人(米国側公表数)が亡くなったが、彼らは全て軍事基地で働いていた。
対照的に、米国はイタリア軍人ドゥエの戦略爆撃絶対論を忠実に実践しており、意図的に民間人を大量虐殺してきた。軍事施設だけではなく、政治の中枢を壊滅させ指揮系統や国民の士気を鈍らせるとの理論だったが、人道に大きく反するものだった。


当日記内:戦時国際法違反


アメリカと戦争

正確な数字はわかりませんが、戦後、アメリカが関与した数多くの戦争で、殺戮した人数の合計は1000万人以上で、その内の九割が民間人だと言います。  この50数年間での、朝鮮戦争パナマ侵略、ベトナム戦争ドミニカ共和国侵攻、カンボジア侵攻、ラオス侵攻、グレナダ侵攻、レバノン空爆リビア空爆ニカラグア侵攻、パナマ侵攻、イラク湾岸戦争ソマリア侵攻、ハイチ侵攻、スーダン空爆アフガニスタン空爆、侵攻、コソボ侵攻、リベリア侵攻、イラク侵 攻、ハイチ侵攻とアメリカの関与した戦争は枚挙のいとまがありません。


自国の卑劣な行為をお座なりにして日本を叩くアメリカこそ、卑怯な国ではないだろうか。
日本人の律儀さや真面目さ、そして少々の能天気は昔から変わっていない。対照的にアメリカや中国は狡猾だ。だからこそ、アメリカは奇襲攻撃という戦争の常套手段を糾弾するしかなく、中国に至っては南京事件を捏造する他無い。


南京の真実


当日記内:大東亜戦争における日中関係と虐殺事件


当日記内:ラーべ氏の感謝状


アメリカは先の大戦で反省したのか。中国は反省したのか。アメリカは本当に正義の味方か。中国は本当に被害者か。
罪の重さに違いが無いのであれば、日本ばかり叩く行為こそ問題ではないだろうか。