Japanischer Single Malt

大量入荷



過去にもサントリーウイスキー山崎の話題を出したが、ドイツでも普通に手に入るようになった。まだ大型店や輸入品ショップでの扱いではあるが、時代の変化を感じさせてくれる。


当日記内:日本製・甲州ワインの世界拡散


ドイツでの価格は10年ものが700ml で35EUR前後。日本では4,200円と価格も日本と同程度に抑えている。
ドイツのウイスキー価格はブランデーより高く700mlで7EURからで、売れ筋は15EUR前後となっており、『山崎』はドイツでも高級ウイスキーに部類する。


サントリーウイスキー輸出は意外と古く、昭和9年(1934年)に禁酒法が解かれたアメリカへの輸出が最初だという。
足掛け半世紀以上かかったわけだが、日本のウイスキーは世界に認められ、愛される存在にまでなった。
日本のウイスキーの歴史は1923年のサントリー山崎蒸留所に始まる。記念すべき名前を冠した日本のウイスキーが世界の喉を唸らせている。


ウイスキーはストレートでこそ味が分かるが、最近のスコッチウイスキーは妙に甘みがありコクが無いのが多くなった。今思うと、金融バブルに浮いたイギリス故にウイスキーにおいても物作り軽視が蔓延ってしまったのだろう。
日本も嘗てバブル崩壊を経験したが、物作りが軽視されることはなかった。本場のウイスキーは嘗ての面影を失いつつあるが、イギリスから遠く離れた極東の島国が伝統を守り更に向上させている。


日本は過当競争が激しいが、その分、洗練され鍛えられた商品が多い。携帯電話は国内市場が大きすぎて海外へ出るチャンスを逃したが、今では海外の携帯電話が日本の携帯電話の進歩を追っている状況になっている。昨今のアニメやゲーム、車だけではなく、日本には日本人が思う以上に世界に通用するものがまだまだ沢山ある。


しかしもって何故、日本のマスコミは景気の良い話題を隅に置くのが好きなのだろうか・・・。


ドイツの代理店はボン近郊メッケンハイムにあるSchlumberger GmbH & Co KG


海外で人気の日本産ウイスキー 国内でも若者に復活の兆し J-CASTニュース


海外で日本製ウイスキーに脚光 受賞相次ぎ、販売増 共同通信


サントリージャパニーズウイスキー物語


海外で評価されたら買う日本人。舶来信仰からいい加減に目覚めたらどうだろうか。