神々の黄昏

知られたくなかった2012年創造説



ドイツは今、選挙戦真っ只中。煩いだけの街宣車がないのは幸いだが、日本のマスコミのように報道も偏っていないから、必要ないのかも知れない。
しかしながら、候補者のポスターは日本と同じく至る所に張られており、この時ばかりはドイツの景観もカオスを漂わせている。


私はドイツ側のご好意により在留5年で永住権を頂けたが、所詮は過客であり骨を埋める予定はない。住まわせて貰っているだけでも有難いのだから、何処ぞの在留外国人のように選挙権が欲しいと訴えるのは、おこがましいだけに思える。


日本とは比べものにならない程の重税には不満もあるが、国籍を代えればそれ以上の責任を伴う。ドイツの将来、兵役、そして何よりも海外に対しドイツ人として恥ずかしくないような言動をしなければならない。


外国籍で在留先の選挙権を持った場合の責任も、国籍を変えた場合の責任と変わりはない。
選挙は自己利益の為ではなく、そこに住む人々子々孫々の利益、更には国家の将来の為にある。今の私がドイツの選挙権を持ったとしても、ドイツ人有識者のようにドイツに対する知識があるとは思えない。ドイツ国家の将来まで考える余裕もない。
子供に自動車運転免許を与えられないように、そのような人間には責任は与えられない。


全ての外国人が重い責任を伴うとの意識を持って選挙権を求めているのであれば問題は無いが、実際はどうだろうか。
寧ろ、国籍を変えないで選挙権だけを求めるなど、無責任極まりないとの結論にならないだろうか。いざとなれば選挙権を与えられた国家を見放し、祖国に帰ることが出来る人々を、安易に信用しても良いのだろうか。


地方参政権にしても、内政干渉との観点からすれば国政参政権と同じである。日本人は甘言に騙されてはならない。


外国人参政権は継続審議へ!!油断禁止!


私は日本を誇りに思う。日本人として恥ずかしくないように生きたい。
そして、日本人である責任を全うしたい。
だから、何処に居ようとも、日本の政治には常に関心を持ち続けたい。<衆院総選挙>同胞走る 集票支援に一斉 2009-08-26 民団新聞

(以下、抜粋)
民主党鳩山由紀夫代表が永住外国人への地方参政権について、「もっと前向きに考える時が来ている」と改めて言明、民団の支援活動は勢いづいている。民団中央本部の鄭進団長が本部長を務める参政権獲得運動本部も担当者を各地に派遣し、運動のテコ入れを図る。


当日記内:2005-09-26 在日朝鮮人の行政への進出


当日記内:2007-03-10 従軍慰安婦におけるロビー活動
参政権の口実となっている強制連行・従軍慰安婦の大嘘は今更、言うまでもない)


小沢氏、永住外国人への地方参政権付与実現に意欲 日経ネット 2009年9月12日


ドイツの総選挙はこれからだが、終末論者でもある民主党鳩山代表が好みそうな言い回しで例えるのなら、日本は既に“神々のたそがれ(ラグナレク・Götterdämmerung)”に入ったように見える。


鳩山代表は「鳩山 2012」で検索しても分かるように無類の精神社会マニアだ。
しかしながら、2012年に自然発生的な天変地異は起きない。起きるとしたら、“20世紀少年”や嘗てのオウム真理教の様に人為的なものだろう。鳩山代表の推奨する2012年創造説も認めている。


知られたくなかった2012創造説

ある日突然、「2012年に地球が終わってしまう」と聞かされたら。
恐るべき天変地異の猛威が荒れ狂い、ほとんどの人間が死滅してしまうと言われたら。
その理由が、今話題になっている地球温暖化などの環境問題が原因ではなく、ある者の「意志」で引き起こされることだと知らされたら。


20世紀少年をご存知の方なら、これ以上、伝える事は無い。


終末観を有している宗教は、世界の四大宗教はもとより数多い。仏教の末法思想も同様で56億7千万年後の乱れた世界に現れる弥勒を救世主とみなしている。現在の数多くの新興宗教は四大宗教の影響を受けた支流である為、終末観はポピュラーなものとなっている。


ヒンズー教における終末観

カリ・ユガ、すなわち世界の終末の日がやってくると、神々は互いに殺しあう。そして、地球は火と洪水に包まれる。太女神は万物を呑みこんで、それらをばらばらにし、創造以前の、形状さだかならぬ原初のカオスChaosの状態に女神はもどっていく。万物は太女神の体内に入っていく。それは「太女神は万物を貧り食う」からである。「時」さえも破壊しつくされるために、いつ頃であるかは計測できないが、とにかくある時間たったのちに、カーリーが新しい世界を生むものと思われた。


鳩山代表が信じやすいように、ラグナレクを引用してこの先の日本、そして世界を憂えてみたい。どうやら世界の情勢は、ラグナレクと酷似しているようだ。
ラグナレクは北欧神話で世界の終末との意味を持つ。ドイツでは神々のたそがれと訳され、日本もドイツと同様に表現されている。
鳩山代表はラグナレク通りに世界を一旦滅ぼし、新世界秩序を構築したいのだろうか。

三度、夏の無い冬のみの年が続き、その後の三年間は道徳が乱れ、巨人や悪魔など神によって捉えられていた全てのものたちが足枷を破って攻め寄せて来る。
神々はバルハラのエインヘイヤル軍と共に魔の大軍団と戦うが、ビグリズの野で殆どの神々が戦死し神々は大敗北を帰す。更には太陽と月は狼に飲み込まれ、星々は消え去る。
魔の大軍団を束ねた炎の巨人スルトは世界を焼き払い、大地は海中に沈んだ。
その後、ホッドミミルの森に隠れ住み難を逃れた2人の人間が、新たな至福の時代を築き上げ、神々も復活し、狼に飲み込まれる前に太陽が生んだ子が新たな太陽となる。


ラグナレクの大分前、神々同士の争いがあった。バナ神族とアサ神族の戦いだが結局、両神族は和解し、バナ神族長のニヨルズと息子のフレイはアサ神族の地アスガルズに人質として住むことになる。アスガルズは神々の中心地となり、神々が一同に会するグラズヘイム宮もできた。


以上の北欧神話を、現代に当て嵌めてみたい。

  • 三度、夏の無い冬のみの年が続き = 2009年の民主党政権発足から鳩山代表が信じる“2012創造説”まで
  • その後の三年間は道徳が乱れ、巨人や悪魔など神によって捉えられていた全てのものたちが足枷を破って攻め寄せて来る = 中国人に代表される外国人の日本への大量流入、世界に対しては中国の覇権主義(2012年から2015年まで)
  • 神々はバルハラのエインヘイヤル軍と共に魔の大軍団と戦うが、ビグリズの野で殆どの神々が戦死し神々は大敗北を帰す。更には太陽と月は狼に飲み込まれ、星々は消え去る。魔の大軍団を束ねた炎の巨人スルトは世界を焼き払い大地は海中に沈んだ。 =  中国の李鵬は首相時代、オーストラリア首相に対し「日本は後20年(2015年)で消えて無くなる」とのたまった。太陽=日本、星々=欧州連合。狼=中国の僕、炎の巨人=中国。
  • バナ神族とアサ親族の戦い = 日本とアメリカの戦い

バナ神族は富と平和と海の神々で、経済大国、平和国家、海洋国家である現在の日本と酷似している。
アサ神族は、最高神オーディーンを筆頭とし神々の居城の中心地アスガルズに住む神族で、世界の中心、警察として振舞っている現在のアメリカと酷似している。バナ神族と共に世界秩序の維持にあたっていた。

五行説の“青、赤、黄、白、黒”は“木、火、土、金、水”の色で表現される。故に、五行説で赤とされる漢王朝は、歴史上では炎とも表現される。
五行説における歴代支配権力の区切りが曖昧な為、論議百出だが、今の中国は“赤”即ち、炎と捉えるべきだろう。国旗である五星紅旗だけではなく、文化大革命での紅衛兵からも分かるように、現代中国を炎と表現して問題ない。


ここでは中国の脅威を煽っているが、現段階では崩壊する蓋然性のほうが高い。とは言え、崩壊する故に、暴走する危険性もあるだろう。


ノストラダムスも同じくだが、実際には解釈や翻訳によって如何様にも読み取れるのだが、鳩山代表は自身の鑑識眼を疑うことはないのだろうか。そもそも、自身の鑑識眼があれば鵜呑みにすることは無い。
予言を参考にするのも良いが、目安程度にすべきであり、予言を成就する為に動くのでは本末転倒と言わざるを得ない。
客観的に物事を判断できない人間、相手の言葉を疑いなしに信じてしまう人間を、一国の長に配するのは危険極まりない。


当日記内:2007-01-29 未来予想としての中国帝国主義


ここは一つ、鳩山代表に妙案を提言してみたい。
現在の鳩山代表核廃絶論者だ。では、核兵器に勝る戦争抑止力を持つものは何なのだろうか。
それは、異星人が持つオーバーテクノロジーではないだろうか。
鳩山夫人も異星人と会った事があるようなので、「日本は数百、数千の核弾頭を即時に無力化出来る技術を異星人から得ている」と発言したら世界の首脳陣も恐れおののき信じるだろう。


とは言うが、表に出るスパイは三流と言われるように、本当に秘密を知っているものは、このような話を公衆の面前では出さない。終末観を煽ることもないし、商業主義に走ることもない、権威を利用することもない。
彼と彼女は、真実を何も知らない。寧ろ、現実社会だけではなく精神社会、如いては人類や地球にとっても問題な存在だろう。


彼と彼女の妄言は、日本に何を齎すのだろうか。
えこひいき好きな日本のマスコミは彼らが世界に好意的な印象を与えているように見せかけているが、以下の動画からも分かるように小馬鹿にされるどころか完全に異常者扱いされているとの現実を肝に銘じるべきだろう。


(音量注意)

幸夫人がサイエントロジーで、宇宙人とも会った事があるとこれ以上ない位に嘲笑されているアメリカの番組



UFOに乗った?鳩山夫人に米メディア注目 2009年9月5日 読売新聞

(抜粋)
 MSNBCテレビも、「日本の次期首相は、『宇宙人』という愛称で呼ばれているが、夫人の方も自ら宇宙に行ったことがあると主張している」としながら、夫人が「新風を吹き込んでいる」と好意的に報じた。


「好意的に報じた」・・・真実とはかけ離れているが、印象操作は止まらない。



動画1では彼女による鳩山代表との密談、浮気、略奪婚を赤裸々に語っている。アメリカ在住の元旦那(鳩山代表の恩人)は今、何を思うのだろうか。彼女の言葉を引用するのであれば、「やったもん勝ち」なのだろう。精神社会を真に理解している人であれば、倫理観もしっかりしている筈なのだが・・・。


民主党政権はトンでも与党だが、自民党も敗因を冷静に考えなければ、トンでも野党になってしまいそうだ。
反動は大きければ大きいほど良いが、反動の前にバネが切れてしまっては元も子もない。
河野氏の親子共々の売国行動は知れ渡っている。


河野太郎氏の擁立浮上 自民総裁選18日告示 9月12日 産経新聞


当日記内:2006-12-25 憂国の士・中川氏と売国奴・河野氏


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