与太郎党・民主党

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鳩山内閣は、村山内閣を凌ぐ稀代の売国国賊内閣として歴史に名を残すのかも知れない。無論、日本が将来も国体を護持していたらの話だが・・・。民主党は与党だが、与太郎党の略に思えてくる。
そんな鳩山内閣だが、世論調査によると未だに高い支持率を保っているという。誘導尋問の可能性や、調査対象の不透明さもあるのだろうが、不思議で仕方が無い。
麻生政権よりも酷い状況であるから、普通であれば10%の支持があれば良いくらいだ。
民主党の異常な政策は、調べれば誰でも分かる。


総理・鳩山の温室ガス25%削減表明により、日本は排出権を最低でも年間4兆円で買い取る必要がでてきた。最近では温暖化の原因は人間の産業活動の影響ではないとの学説や、地球温暖化さえも疑問視する声も出ているが、彼の軽はずみな発言は環境利権屋の思う壺だ。


民主党による事業仕分けによって、日本の誇るべき技術や文化部門が萎縮しつつある。次世代スーパーコンピューターの開発計画も縮小せざるをえないが、ライバル国家が世界一を目指している中、日本は大きく遅れを取ることになった。
資源も無い日本において重要なのは何なのか、民主党は知っていて破壊しようとしているのだろうか。


公共事業も縮小するとの事だが、年々減りつつある公共事業投資を更に減らし、保守メンテナンスまでも止めさせようと言うのだろうか。


民主党政権の黒幕である小沢は、中国詣でをし、天皇陛下のお体も気遣わずに一ヶ月前に会見の御伺いをたてるルールを破り、国家主席ならまだしも、副主席風情である習近平との会見を中国と約束した。
東トルキスタンで起きた7.5ウルムチ大虐殺事件の首謀者だが、このような犯罪者の天皇陛下への謁見は、国辱だけではなく国際的な信用失墜も生じかねない。天皇陛下の政治利用に対し右翼は勿論だが、左翼も怒りの声を上げるべきだろう。
更に彼は、韓国でマニフェストには無い外国人参政権を確約した。


これらは極一部だが、日本の衰退と、利権の拡大を願う中国人や韓国人ならいざ知らず、日本人として一体どこに民主党を支持する要素があるのだろうか。


民主党の高い支持率は、前政権の自民党が存在してこそだ。マスコミの自民潰しは酷かった。マスコミにより自民党はとにかく駄目だとのイメージをインプットされた国民は、「それでも、過去の自民党政権よりも今の民主党政権の方がマシだ」と考えてしまう。
しかし、本当に民主党自民党よりもマシなのだろうか。
マスコミの反応について、最近の事例を挙げながら比べてみたい。


麻生首相の庶民感覚の無さを問題視した。カップラーメン400円発言やホテルのバー通いを批判された麻生首相だが、遥かに金持ちの総理・鳩山に対しては不思議なことに華麗なる一族ともて囃す。
視聴者は訳も分からず、総理・鳩山よりも遥かに庶民的な麻生首相の贅沢は悪、総理・鳩山の金満は善と洗脳されてしまった。


【資産公開】資産家対決は鳩山氏に軍配 麻生首相の3倍超す 2009.6.30 産経新聞


自民党による政策のブレを批判し続けたが、最近では外国人参政権問題や普天間基地問題からも分かるように、民主党も同様にブレている。
民主党内では旧社会党議員と旧自民党議員との間で意見対立が起こり、更に連立政権においては民主党社民党国民新党で意見の対立が起こり、鳩山政権のブレが自公連立政権以上なのは当然ともいえる。
最も、時局に鑑みて政策とは常に変化するものであり、ブレを批判するマスコミや政治家の見識が問題なのは言うまでもない。政策でも戦争でも同じだが、平時の政策が対応できなくなったり奇襲を受けたら路線変更をするのは当然だ。戦局が常に変化するように、世界経済も昨年のアメリカ発金融恐慌からも分かるように、刻一刻と変化している。
金融恐慌の波が日本まで押し寄せてもブレは良くないと平時に立案した政策を堅持する馬鹿を賞賛するのは、日本人くらいだろうか。


◆安倍元首相や麻生前首相を筆頭に、世襲批判を受けた自民党。今回の選挙では、政権交代フィーバーで訳の分からない新人が増え民主党内の世襲割合は減ったが、自民党と同様に小沢、総理・鳩山などの世襲議員が政権内で幅を利かせている。
最も、世襲は批判されるだけのものではない。幼少期から帝王学を学びスペシャリストを育てるには悪くない。


麻生首相は漢字読み間違いや失言を指摘されていた。
しかし、総選挙前の自民民主党首討論では、麻生首相の方が理論・弁論共に鳩山よりも明らかに秀でていた。鳩山の支離滅裂で曖昧な力の無い発言から、とても一国を任せられる人材ではないと多くの視聴者は思ったことだろう。
確かに漢字の読み間違いは無いほうが良いが、それ以上に重要なのは自身の思いを的確に相手に伝えることではないだろうか。



失言にしても「日本列島は日本人だけのものではない」や「恵まれた家庭に育ったものだから、自分自身の資産管理が極めてずさんだったことを申し訳なく思う」などに代表されるように総理・鳩山は麻生前首相以上に爆弾発言のオンパレードだ。


鳩山由紀夫の失言、問題発言集


◆官僚との癒着を指摘された自民党だが、民主党は官僚依存脱却といいながら官僚出身者が新人の主力となっている。


民主党新人当選組の主力は官僚出身とマスコミ出身 (2009年9月25日更新)中央ジャーナル



以上が今までのマスコミの対応だが、典型的な二重基準となっている。
民主党は過去の自民党以上に酷い状況に陥っているが、自民党に対し集中砲火していた時のマスコミに比べ、今のマスコミの大人しさは滑稽というしかない。その大人しさが民主党に対する高支持率を保たせている。


マスコミの影響か、多くの国民は民主党を保守でありながら新鮮な政党だと思っており、それが「一度は民主党に」との思いを生ませた。
しかしながら、実際は自民党と同じく旧体制を引きずっており国民のイメージとは著しく乖離している。
小沢、鳩山、岡田等、民主党の中枢は自民党残党が牛耳っている。名前こそ真新しいが、中身は古い体制のまま。詐欺会社は会社名を変えながら生き延びるというが、同じようなものだろうか。


古い体制だけならまだ良いが、厄介なことに民潭や中国とのパイプが太く、旧社会党議員が多いばかりではなく帰化人も多く、必然的に左翼思想が蔓延しており、社会主義政権となっている。
小沢氏の秘書は反日団体にも所属した韓国人。小沢や岡田や総理・鳩山は国体を蔑ろにし、自民党時代から培ってきた利権を更に拡大しようと奔走している。鳩山政権にとって大切なのは日本人ではなく、利権を持ってきてくれる外国人なのだろうか。



国民の中には、今まで野党であったのだから長い目で見てあげようとの声もある。確かに、総理・鳩山自身も就任会見で「長い目で見てほしい」とのたまっている。
だが実際には、民主党内には旧社会党議員時代や旧自民党議員時代に与党を経験した者が多くいる。与党経験の全く無い共産党とは訳が違う。
もっとも、米中がアジアの覇権を巡り鎬を削り、世界各国が生き残りを賭している中で、長い目で見ていては日本が潰れてしまう。
民主党支持者達は麻生政権に対しては相反するように、今までの自民党政権と同じで何をやっても駄目だとの先入観を持ち続けていた。つまり、長い目で見ることは最初から無かった。
しかし現実には、麻生政権は近年稀に見る業績を残していた。


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民主党支持者達の工作により、“政権交代”という大義名分が生まれた。政権交代の口実として55年体制の打破が挙げられるが、既に1993年8月に自民党は一度下野しており、55年体制は崩壊している。
その後の自社さ連立政権や自公連立政権など、政局が不安定化したのは55年体制が悪いのではなく、55年体制が崩壊したのが悪かったとの結論も出せる。村山政権による数々の売国行為、カルト宗教団体を支持母体に持つ公明党による売国行為は、何故可能だったのか。
別に私は自民党支持者ではないが、本来であれば偽りの政権交代を叫ぶのではなく、自民党単独の55年体制復活を叫ぶべきだった。


在日朝鮮系や中国系の似非右翼、似非左翼、似非保守はマスコミとは異なり、面白い手法で自民党を批判していた。安倍元首相の秘書が統一教会に祝電を送ったとの理由で、韓国の利権と癒着していると糾弾した。
秘書の身元はしっかり調べるべきだが、総理・鳩山は統一教会の総決起大会に民主党のメンバー10数人を連れて出席していた(『週刊ポスト』2005年4月22日号)。秘書の行為と本人の行為、どちらが統一教会や韓国の利権と強く癒着しているのだろうか。


以上から民主党自民党よりもマシな政党などではなく、自民党よりも更に酷い政党との事実と、世襲批判やブレ批判や失言批判や政権交代も全て民主党政権成立の為の口実に過ぎなかったとの事実が分かる。
これで民主党に対し、まともな政策をしろと要求する方が異常だ。


鳩山政権。カンフル剤としては副作用が強すぎるが、日本は本当に目覚めるのか、それとも終わりを遂げるのか。
左翼と偽る外国人に騙されてきた日本人の左翼も、民主党の狂気にやっと気付いてきた。
悠長にしている暇は、国民に無い。


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鳩山家には、ケジメをつけてほしい。
総理・鳩山の言動が醜いのは、彼の半生からも理解できる。アメリカ留学時に恩人の妻を娶り、母親から多額の資金を受け取りながら贈与税を払ってこなかった。不貞な脱税者である彼の口から吐き出される“友愛”は、偽善に満ちた恐ろしい呪文としか思えない。
兄は国を滅ぼそうとしているが、弟も兄と同じく脱税者として偽善に満ちた“正義”を振りかざし、民主党よりもマシであった自民党を滅ぼした。兄弟そろっての悪行に対し、国民はもっと怒りの声を上げるべきではないだろうか。


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最初に、西川善文社長の解任を鳩山総務相に要求したのは野党の民主・社民・国民新党だったが、鳩山総務相は口裏を合わせたように即座に、臨時株主総会で解任する方法もあると述べていた。

鳩山総務相北朝鮮と繋がりがあるパチンコ業界に癒着し、兄は民主党鳩山代表でもある。草薙剛への「最低の人間」発言も記憶に新しいが、「私の友人の友人がアルカイダ」発言など彼の安易な暴言は数え切れない。

自身を正義と言っているが、麻生首相が総選挙を視野においている時期に自民を分裂させ政局を混乱させるような鳩山総務相は、正義ではない。いくら口では日本国や麻生首相を思う発言や正義漢面をしたとしても、その魂胆は隠しきれない。

政治家全てに当て嵌まるとはいえ鳩山総務相自身も、自分を清廉潔白な人間だと証明できるのだろうか。正義だけでは政治が成り立たないとの事は、彼も知っているだろう。

何れにせよ正義だの悪だのと二元論を持ち出し、抽象的な言葉で自身を正当化する人間には注意した方が良い。


もし、嘘偽りの無い友愛であれば、正義であれば、外国人や自身の利権よりも、まずは日本人を助け守るのが筋に思える。鳩山兄弟は宗教家でも神でもない。日本の政治家だ。
権限の有る総理職に就いている兄の責任は、弟よりも遥かに重い。


「葬儀代なく、母親の遺体を山に捨てた…」遺棄容疑で長男逮捕 宮城の女性死亡 2009.12.14 産経新聞