中国と民主党




2010年ニューイヤー花火


産みの苦しみ。前年は変革の年だったが、悪い方向に傾いてしまった。民主党という反日政権が誕生し、日本よりも中国や韓国の国益を優先している。
巷では民主党ナチスであり小沢はヒトラーだと揶揄されているが、少なくともナチスヒトラーは自国民を第一に考えていた。私欲の為に外国人参政権を画策し媚中外交に専念し、自国民よりも中国人や韓国人を大切にする民主党と小沢を、ナチスヒトラースターリン毛沢東と同列に語ることは出来ない。


民主党・小沢の異常までの媚中は、彼の過去を知る者からすれば不思議に見える。
今回も含め20年以上続いている「長城計画」訪中は小沢が経世会から引き継いだ行事。1999年の自由党党首時代に一団(日中青少年交流団約60人)を率いて「長城計画」訪中した時の彼は、保守的な外交をしていた。
当時、共産党No.6の尉健行・中央政治局常務委員と会談したが、その中で以下の様な持論を展開していた。

  • 外交辞令だけの友好ではなく、指導者同士が率直に意見を言い合うべきだ。
  • 歴史認識において、中国も同じく正しい歴史観を持つべきだ。
  • 周辺事態に対しては、今までの日米協力以上に対応する必要がある。


更に1999年「長城計画」訪中の前に江沢民・前主席と小沢の会見予定があったが、小沢は中国側が示した会見時間が短いから会う意味がないと会見の辞退を申し出ていた。
※参考“日中友好まぼろし


そのような彼が何故、媚中家に成り下がったのか。1999年当時の小沢は、中国利権に旨みを感じていなかっただけなのだろうか。謎は多い。
何れにしても現在は反日で私利私欲に走るだけの人物なのだから、今となっては、どうでもよい事なのかもしれない。


保守政治家だった橋本元総理はいつの間にか売国媚中家に成り下がっていたが、彼が中国女性工作員のハニートラップにかかり、中国へのODAを捻出したのは有名な話だ。
日本のマスコミは今回の小沢一団訪中でハニートラップを危惧していたが、小沢の「長城計画」訪中は今回が初めてではない。


ハニートラップも?小沢訪中団を狙う中国の危険な“ワナ”配信元:ZAKZAK 2009/12/09

(抜粋)
「中国は目的のためなら手段を選ばない。訪中団に、ハニートラップなどが仕掛けられる危険性は十分ある。また、中連部には、小沢氏の経歴や思想信条、趣味や嗜好まで網羅した『小沢ファイル』が存在するという。同行する国会議員も徹底的にマークされているはずで、どんな罠を仕掛けてくるか分からない」


かつて、橋本龍太郎元首相は公安組織に属する中国人女性の甘い罠に籠絡された。訪中団の面々は、その教訓を忘れてはならない。


手段を選ばない中国は、日本にとって最大の脅威か。
中国軍事脅威論と中国経済崩壊論は一見、相反する論調に思えるが、実際は一対だ。崩壊を防ぐ為に軍拡をするのは、当然ともいえる。ソビエトは自国の貧弱な経済力と相反するように、ドイツから奪った科学技術や軍事力で米国と対峙していた。
北朝鮮は王朝も経済も崩壊寸前だからこそ、核兵器による影響力拡大に専念している。
中国は自国の粉飾経済を誤魔化し国民の目を外に向けさせる為に、軍事力の行使と拡大に勤しんでいる。
仮に、中国経済が順調であれば、国民の不満は鬱積せず政府に対する不満も無い。政府に対する不満が高まれば、政府は保身の為に何らかの対抗策を取らなければならない。手っ取り早い方法は古今東西共通だが、外敵を作ることであり、如いては愛国心と軍事力増強である。故に、国内経済が安定しており国民に不満がなければ日本のように愛国心は希薄となり、軍事費の割合は減っていく。
嘗てのソビエト大日本帝国も同じくだが、米国が愛国心を強調し軍事力を行使するのは中国と同じく多民族国家ゆえだ。愛国心や軍事力を放棄したら、これら国家は簡単に分裂する。
日本の平和主義者は、鳩山内閣が中国に対し友愛を示したから中国は軍事力を減らすとでも思っているのだろうか。中国は微笑みながら、空母を建造し、核兵器の標準を日本に向け反日プロパガンダを広めているとの事実を忘れてはならない。
中国共産党による支配のままで中国が一つの国家として民主化する事は有り得ない。14億人の人口と50以上の少数民族と広大な土地を有し、民度の未発達な中国を一つに纏めるには、民主主義ではなく、中共による一党独裁及び弾圧は欠かせない。


中国軍事脅威論と中国経済崩壊論はパラレルな理論であり、どちらが先に完結するかが問題となる。中国軍事脅威論の完結は周辺諸国への軍事侵略、中国経済崩壊論の完結は中国の分裂となる。
国内を一つとして維持する為に世界を敵にするか、世界に受け入れられる為に国家を分裂させるか、二つに一つ。何れにしても破滅だが、中国人民には朗報であり中共にとっては悲劇的な結末となる。
以上から、日本の被害を最小限に食い止める為にも自衛隊の増強と、中国からの資本撤退は必須と思われる。中国との友好は、崩壊後でも遅くはないし、寧ろ最も効果的だ。


今年は、中国・韓国による日本への謝罪賠償要求が激増しそうだ。中国からは表面上ながらも日中友好を保つ必要上、公的な要求は無いだろうが、民間の中国人や裏での活動は活発化するだろう。日韓併合100周年記念との理由だけではなく、帰化人が多くおり親中・親韓政権である鳩山政権は、中韓にとって格好の餌食と思われる。
昨年末の韓国からの戦時中の朝鮮人厚生年金記録照会依頼は、その布石か。強制動員・強制労働させられながら、年金に加入していたとは恐れいる。ドイツで強制収容させられたユダヤ人は年金など入っていたのだろうか。
当時は、本土の日本人も赤紙で戦地に赴き工場へ強制動員されていたのだから、何ら不思議ではない。寧ろ、当時の朝鮮人は日本人であり一等国民であるから、区別されていたと言う方が異常だ。


日本の通称・進歩人達は、謝罪してもすぐに撤回してしまう日本の政治家が悪いと言うが、謝罪を続けている限り永遠に日本は中韓の金蔓のままだ。
韓国は勿論ながら、中国が発展したのも日本人の血税による膨大な援助のお陰だが、日本のODAで造られた北京国際空港はもとより今回、中国で開通した日本の技術による世界最高速の新幹線すらも自国・中国の技術と世界に喧伝した事実からも分かるように、中国には日本に謝辞を示す気は毛頭なく、援助を受けて当たり前との雰囲気が蔓延っている。


日本の歴史は史実ではなく、中国や韓国を満足させる為だけの小説になってしまっているが、中韓の歴史も史実ではなく愛国主義者を生み日本を陥れる為の小説に過ぎない。故に彼らは、真実を訴える日本人も自分たちと同じように嘘を吐いて自国を正当化していると思ってしまう、妄想癖のある右翼だとの見方をしてしまう。


真実の歴史によって謝罪するならよいが、小説で日本が謝罪する必要は全く無い。これは愛国や売国の次元の話ではない。愛国だとしたら、仮に偽りの歴史だとしても自国を正当化する為に嘘を通さなくてはならなくなる。誇り高い日本人に出来ることではない。


百歩譲って、日本が中国の戦争に巻き込まれたのが問題であるのならば、中国は朝鮮戦争ベトナム戦争チベットウイグルへの侵略に対し未来永劫、謝罪と賠償をし続けるべきだろう。これら侵略戦争における中国軍の残虐性は、中国が捏造している旧日本軍そのものだった。


今後は、愛国者としてではなく真実を探求する者として、南京事件従軍慰安婦や強制連行などの数多くの捏造を暴く必要がある。真実は、愛国以上に中国や韓国に対する効果的な武器であり、世界を納得させる術だ。愛国者でもないノンポリの日本人が真実として歴史の捏造を暴いたとしたら、中国や韓国は“日本の右翼が”との表現を使えない。
韓国人親日作家の呉善花氏や金完燮氏、台湾人親日作家の黄文雄氏も日本として援助する必要がある。海外の親中・親韓知識人への中韓の援助や工作は国家ぐるみだが、日本は手付かずで、これではどんな真実でも広まるわけがない。
日本の真実を支持する上で利権も旨みもなく、祖国で売国奴扱いされながらも真実を訴える彼らに鑑みて、日本人として慙愧の念を感じずにはいられない。


去年は民主党と中国という日本と世界にとってやっかいな存在が力を示した年だったが、両者の崩壊の前兆と思われるニュースも幾つか出てきている。


「小沢氏から現金4億円受領」石川議員供述 1月1日 読売新聞


伸び続ける中国のGDP、庶民の間で「水増しだろ?」の声 2009年12月29日 サーチナ


減少続けるドイツの中国人留学生、「中国の悪口ばかり言うからだ!」2009年12月30日 サーチナ


日本の対インド投資額が対中投資額を超える、中国では「良いこと」の声 2009年12月28日 サーチナ


現在進行形である中国の二つの理論は何れも結論を有し、民主党は小沢と鳩山という汚職犯罪者をトップに据えており検察の手も緩んでおらず、砂上の楼閣といえる。


日本の夜明けは案外、早いのかもしれない。


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