ギリシアと韓国


ドイツ人も含め、多くの欧州人はギリシアに対して無駄な幻想を抱いてきた。ギリシアを欧州文明の源流、ヘレニズム文化の正統なる継承者と慕い、同じ欧州の国として大切に扱ってきた。


しかしながら、実際には現代ギリシア人は古代ギリシア人と違いスラブ系やトルコ系との混血であり、言語は同じ流れとしても人種的にはだいぶ異なる。この点では、言語的にも人種的にもスラブ系国家になったマケドニアと違っており、欧州人は余計に惑わされてきた。


とはいっても、太古の昔から欧州人はギリシアを一貫して慕ってきたわけではない。
ギリシア帝国ともいえる嘗ての東ローマ帝国、即ちビザンチン帝国は同じ欧州のキリスト教国ながら、異質とされ敵視されていた。
キリスト教は、異端審問や南フランスのアルビジョア派に対する十字軍による虐殺、カトリックプロテスタントによる16世紀から17世紀にかけての宗教戦争のように全く異なる宗教に対してよりも、キリスト教内の近親憎悪が激しい。同じ流れで、東方正教会であるビザンチン帝国は一時、十字軍によって滅ぼされる。
ビザンチンとの単語は欧州諸言語には額目通りではなく、色々な意味が含まれている。例えば、英語では“理解不能”“権謀術数”“卑怯で汚い”、ドイツ語では“卑屈”“ごますり”など、あまり良い意味はない。


欧州人がギリシア人に同情の念を抱くようになったのは、ギリシアオスマン・トルコ帝国に支配されてからだが、ギリシアの本質はビザンチン帝国時代とあまり変わっていない。


今のギリシアも、権謀術数に長け、卑怯といえる。国家財政の粉飾決算で欧州首脳陣を騙し、EU加盟に漕ぎつき、欧州からの融資で自国の公務員を肥やし続けた。
労働人口における公務員の割合は約30%、公務員給与が政府予算の約40%を占める。親戚縁者のコネだけで公務員になれた彼らは特権階級として、一日・五時間労働、55歳からの年金支給(支給額は現役時代の約9割)を受けてきた。


現代欧州人は、先人たちの言っている意味にやっと気づいた。
当のギリシアでは賃金を減らされる公務員が性懲りもなくドイツ大使館前でデモを起こし、ドイツに対して昨年と同様に第二次世界大戦時の占領とそれに伴うナチスへの中央銀行の資金捻出に対する謝罪と賠償を求め始めた。ギリシアに対する賠償責任は既に解決済みだが、流石は手段を選ばない国家なだけはある。
ギリシア国内ではドイツ製品不買運動が広まり、メルケル首相をヒトラーと同列に取り上げている。
現代ドイツ人にとって鉤十字とヒトラーは、腫れ物でもある。日本と比べ落書きには寛大なドイツだが、街角に鉤十字でも落書きしようものなら大事件となる。
ドイツ人の心情を知ってか知らずか、ギリシア人の行動はドイツ人を怒らせるだけだ。

 

Griechen-Hass auf Deutschland immer irrer! - bild.de



Griechen stellen Merkel in eine Reihe mit Hitler Freitag, 7. Oktober 2011 Berliner morgenpost


今更ながら、欧州のギリシアはアジアの韓国に通じる。
現代の朝鮮人百済高句麗新羅の人々とは全く異なる民族であり、度重なるモンゴル系、女真系、漢民族系の支配によって北方から流れてきた狩猟採集民族エベンキ族を主体とし、モンゴル人や女真族漢民族の血が入った混血民族と言われている。
更には、今も続く韓国による日本への謝罪・賠償要求。
もっとも、仏教弾圧に始まり、日帝残滓という大義名分による日本統治時代の建造物破壊。檀君神話から現代にまで及ぶ歴史捏造。更には、南大門焼失でも分かるように放火率の高いお国柄のためか、ギリシアとは比べ物にならないほど観光資源の無い韓国だから、ギリシアを韓国と同列に語るのは、ギリシアに対して失礼なのかもしれない。



動画:韓国人の祖先はエベンキ、と言ったらエベンキが怒るかも。


日本はドイツ・ギリシア関係という非常に参考になる例がありながら、日韓関係について浅はかな見識ばかり目立つ。日韓通貨スワップ協定が如何に危険なものか、今回のギリシア問題でもはっきりと理解できる。
大船に乗っているギリシアよりも、頼る相手のいない韓国は、より深刻な状況だが、韓国の悪い部分は報道しない姿勢の日本メディア。泥船に好き好んで乗るバカはいないが、経済新聞までもが韓国賛美ばかりの日本メディアに騙される日本の経営陣も多い。
ギリシアよりも更に卑劣で不遜で危険な韓国を、日本はこれ以上、甘やかしてはならない。


厚顔無恥な前原は議員辞職もせず、在日韓国人から違法献金を貰ったことも開き直り韓国詣でをし、性懲りもなく韓国へ援助の手を差し伸べようとしてる。反日国家・韓国ならば、スパイとして今頃は刑務所にいて然るべき人間だ。


慰安婦「人道的観点で知恵を」=韓国外交通商相と会談−前原氏 2011/10/10 時事ドットコム

(抜粋)前原氏は解決済みとの立場を示す一方、「人道的な観点から考える余地がないか、今後、お互い知恵を出し合い、議論したい」と述べた。


日韓EPA、李政権下で妥結を…前原氏が要請 (2011年10月10日 読売新聞)


日本人は、日本の被災地をお座なりにして反日・敵性国家の韓国だけを救おうと画策し、民潭や韓国の金で動く帰化系議員たちを、いつまで野放しにするのか。
一体、どこまでお人好しなのだろう。


当日記内関連記事:韓国経済の自滅


当日記内関連記事:韓国は友好国ではない


ヒトラーといえばBILD紙より、ドイツ第三帝国の3D写真集“独裁者の容貌”が今月発売されたので早速、購入してしまった。価格はEUR14.99と内容の割に高くない。
今では時代遅れとなった赤青メガネ方式だが、当時のドイツが如何に洗練されていたかが窺い知れる。
ヒトラープロパガンダ用に制作しただけあって、ヒトラー自身やドイツ軍や各国首脳人の写真が多いが、オリンピックや空爆によって廃墟となった都市も記録されており興味深い一冊に仕上がっている。