安倍新総裁に求めるもの

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ヘメルシェンブルク城


「高級品食べてないで庶民の味勉強を」 日刊スポーツ

26日の自民党総裁選直前、都内のホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁(58)が、昼食に高級カツカレーを食べていたと一部の情報番組で報道され27日までに、インターネット上で“カツカレー騒動”が勃発している。
 ネット情報を基に「SATSUKI」 にカツカレーを食べに来た客は多数いた。40代の会社員男性は「3500円カレーがどんな物かと思い、つい来てしまいました。カツがしつこくなくてグッ ド。でも、1回で7日分のランチ代を使っちゃったよ。明日からどうしよう」と不安な表情を見せた。50代の主婦は「安倍さんが食べていたのは、このカレー じゃないの!? がっかり。高級品ばかり食べてないで、庶民の味から勉強しないと支持されないよ」と辛口コメントだった。
 [2012年9月28日9時21分 紙面から]


マスメディアによる安倍氏叩きが、再び始まった。

マスメディアは歴代自民党首相とは対照的に、歴代民主党首相の高級グルメ三昧には、見て見ぬふりをしてきた。
民主党に対する同様な批判は、小沢一郎以外全部敵の日刊ゲンダイによる野田叩きくらいだが、機密費利用の疑いがあるグルメ三昧は、他マスメディアにとってどうでも良いことなのだろう。


いい気なものだ 野田首相連日のグルメ三昧 2012年7月28日 掲載

官邸機密費使っているのか
 どうせ政権は長くない、いまのうちに官房機密費を使ってしまえ――ということなのか。ドジョウ首相が連日、高級レストランに通っている。
 今週だけでも、23日(月)はパレスホテル内の日本料理店「和田倉」、25日(水)はフランス料理店「シェ松尾 松濤レストラン」、26日(木)は日本 料理店「朔旦冬至(さくたんとうじ)」……。平日5日のうち3日はグルメ三昧。「官邸前デモ」が行われる金曜日は外出を控えているため、実質的には、ほぼ 毎日、高級店で食事をしている格好である。
「シェ松尾」は、コース2万1000円からの高級フレンチ。ワインを飲めば1人3万円は下らない。日本料理店「朔旦冬至」は、美食家が集まる隠れた名店。看板もない、完全予約制の店だ。
 首相就任時は、「吉野家サイゼリヤに行く」などと庶民派をウリにしていたくせに、年間12億円の機密費を自由に使えるようになった途端、高級店に通っているのだからフザケた男だ。
「ああ見えて、首相は高級店が大好きです。小沢グループが離党届を出した夜は、前原政調会長を呼んで赤坂の『高級うなぎ店』で打ち上げをしています。麻生 首相がヒイキにしている100グラム7000円の麻布台の焼き肉店もお気に入り。中野寛成議員などと舌鼓を打っています」(民主党事情通)
 国民に消費増税を強いておきながら、グルメ三昧とはいい気なもの。しかも“仲間”とばかり会食しているのだから話にならない。
「歴代の総理大臣は、学者や外国人、経営者と会って意見を拝聴したものです。ところが、野田首相は気の合う仲間とばかりメシを食べている。23日は岡田副 総理、25日は安住財務相や手塚補佐官、26日は菅直人。先週末には政経塾の同窓会に顔を出して『ボロボロにされている』と愚痴をこぼしている。なぜ、自 分と意見が違う人と会わないのか。チヤホヤしてくれる仲間と一緒にいるだけでは、裸の王様になり、『やっぱり俺は正しい』と暴走するだけです。幼児性が抜 けない政経塾出身者の限界を感じます」(政治評論家・山口朝雄氏)
 連日連夜、うまいメシとうまい酒で騒いでいるからだろう。首相の顔はむくみ、どんどん人相が悪くなっている。一日でも早く辞めさせないとダメだ。


当日記内関連時事:先入観

◆マスコミによる民主党に対する先入観


麻生元首相は、高くもないホテルのバーに自費で行っていただけだが、マスコミのバッシングは凄まじかった。マスコミによる自民党に対する偏見は「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」そのものだった。


実際には、前総理・鳩山も現総理・管も、麻生元首相以上の庶民離れした飲食をしていたが、マスコミは大々的に報道していない。
鳩山は会員制クラブuraku AOYAMAのスイートルームで会食していた身分。入会金・個人会員1,575,000円、年会費378,000円のクラブが庶民的だとは到底思えない。
当時、鳩山邦夫が麻生元首相のバー通いに対し「喫茶店でお茶を飲むのに毛の生えたような話」 と答えたことに対し、鳩山は「首相が行くのは超一流ホテルのバーで、庶民感覚からすれば安いとはいえない。こういう発言は弟にも慎んでもらいたい」 とのたまったが、厚顔無恥も甚だしい。


鳩山も鳩山なら菅も菅で、南北朝鮮情勢が不安定で、支持率も危険水準を超えている状況にもかかわらず、総理車で民主党菅グループを一緒に乗せて、はしご酒の身分。


菅首相がはしご酒=総理車、タクシー代わり 時事通信社
菅直人首相は6日夜、民主党菅グループ江田五月参院議長、藤田一枝衆院議員を連れだって、はしご酒をした。2軒目に向かう際は、タクシー代わりに2人を総理車に同乗させており、批判も出そうだ。
 首相は午後8時すぎ、江田氏らが待つ東京・赤坂のすし店に到着し、2時間近く食事。その後、2人を総理車に乗せて銀座のバーに移り、1時間以上滞在した。
 総理車に乗ることができるのは通常、首相のほか秘書官や警護のSPに限られる。臨時国会閉幕による解放感のなせる業のようだが、飲食の相手方を総理車に同乗させるのは極めて異例。首相の「公私混同ぶり」をとがめる声も出そうだ。(2010/12/07-01:02)


麻生、鳩山、菅。果たして誰が一番、庶民離れしているのだろう。庶民離れどころか、浮世離れしている鳩山と菅が麻生元総理よりも叩かれないのはマスコミによる偏向報道、即ち先入観による過大評価が残っているとしか言いようがない。麻生元首相のバー通いは世間一般に知れ渡っているが、果たしてどれだけの人々が鳩山と管の行動を知っているのだろうか。
空気を読むのが得意なマスコミも、本気で民主党バッシングに靡かないと、国民から愛想を尽かされかねない。


当日記内関連記事:歴史に名を残した菅直人


カツカレーを自腹で頼んで験担ぎと健康をアピールした安倍氏だが、マスメディアの的外れなアラ探しの標的になってしまった。
3,500円との値段は敢えて報道するようなものなのか。ドイツではレストランでメニューを頼んだらコース料理ではなくても、飲み物代やチップを入れて3,500円を超えるのは良くあること。
そもそも、弁当屋で買った500円のカツカレーだろうが35,000円のカツカレーだろうが、自腹であれば個人の自由だ。自腹すらケチるような首相が出たとしたら、良くなる景気も悪くなる。
江戸時代に老中・松平定信によって行われた寛政の改革は、緊縮財政によって景気を悪化させた。清貧との響きは良いが、古今東西いつの時代も、節約志向は国家全体を貧しくさせる。
バブル直後にベストセラーとなった『清貧の思想』が発刊されてから早二十年。日本は良くなったのだろうか。


一国の首相に庶民感覚を求めるのは、日本のマスメディア位しかない。もし求めるのであれば、民主党の歴代首相も庶民性がないと公平に批判しなければ、矛盾が生じる。
そもそも、自腹でホテルの安いバーに行った麻生元首相よりも、機密費で知り合い達とグルメ三昧する首相のほうが悪質なのは明確だ。
マスメディアは、こういった報道が自身の信用を落としていることに気づいていない。
庶民感覚がないと当時の麻生首相を叩いていたのはマスメディアだけではなく、鳩山に代表される民主党議員たちも同じだった。マニュフェスト詐欺からも分かるように、民主党議員たちの信用も既にない。


首相に対し庶民感覚が無いと叩きながら、マスメディアの住民はサラリーマン平均年収の三倍もの給料を貰って、井戸端会議レベルの下らない報道を垂れ流している。昨今、公務員が叩かれているが、既存マスメディアこそ叩かれなければならない。電波という既得権で安穏とし、偏向報道で国民を洗脳し悪い方向へ導いているのだから、悪さで言えば公務員の比ではない。
このような連中が格差社会だの、ニートだの叫んでも、何の説得力もない。
地上波テレビ局の平均年収は1200万円以上。3,500円のカツカレーが庶民的ではないと間接的に批評した毎日放送は年収ランキング業界7位ながら1267万円。ちなみに、業界1位のフジは1442万円。一般サラリーマンの平均年収412万円の3.5倍にも及ぶ。


テレビ・放送業界の年収・給料、売上高ランキング-年収ラボ


サラリーマン平均年収の推移(平成22年)-年収ラボ


安倍新総裁により自民党は蘇った。彼の歴史観は淀みがない。麻生元首相は政策面では安倍新総裁と同等がそれ以上の能力を持っているが、歴史観は及ばない。これで、中韓に対しての理論武装が可能となった。
保守の中でも、石破氏を推薦する人が多いが、彼は自虐史観にかなり洗脳されている。石破氏が総裁になっていたら、誰も民主党売国土下座外交を止められなくなっていた。


安倍新総裁に求めることは多い。


1,まずは売国カルト教団との関わりがある公明党との決別か。
公明党”とGOOGLEで検索して、公明党よりも上位に創価学会の仏壇オンラインショップが出るのも、どうかしている。
公明党は固定票を売りとしているが、常に3%程度の支持率しかない公明党との連携はデメリットのほうが多いように思われる。3%の支持よりも、どれだけアンチ公明党が多いかを考えてほしい。


2,反日カルト教団統一教会との関わりを指摘されており、反日分子による安倍氏叩きの燃料となっている。2006年の官房長官時代に統一協会系団体・天宙平和連合の大会に祝電を行ったのが原因だが、実際には地元事務所が勝手に安倍氏名義で送っただけ。それも、天宙平和連合からの祝電依頼に対し、事務所が正に事務的に返信しだだけだった。
確かに、統一教会共産党対策で安倍氏の祖父である岸信介に協力した過去があるが、現在の安倍氏とは何の関わりもない。安倍氏自身も統一教会からの面会要求に対し困惑しており、拒否している。政治家には色々な柵がある。近所のオバちゃんが統一教会に入れ込むのとはワケが違う。
それよりも、元総理・鳩山が若手議員を引き連れて統一教会系の大会・ 救国救世全国総決起大会に参列するほうが問題なのは自明の理。
最近は、秘書にも多くの朝鮮系が入り込んでいる。秘書や地元事務所の人選には、十分注意してほしい。


3,ルー大柴ではないのだから、カタカタ表現の乱用は慎むべきか。「戦後レジーム」はその代表だが、他にも「アジア・ゲートウェイ 」や「メディカル・フロンティア」などイメージがピンとこないものも多い。「美しい国、日本」 と言うのであれば、美しい日本語を使ってほしい。「オープンな国」よりも「開かれた国」との表現が、心に響くのは言うまでもない。


4,TPPに関しては過去には推進派だったが、現在は慎重派になっている。だが、中野剛志氏も言われているように、交渉の舞台に立つことが婚約段階になるとの事実を分かってほしい。



安倍晋三 TPP交渉参加に慎重



1/2 国を滅ぼすTPP 推進者の巧妙な手口・ダマしの数々 【中野剛志】


他にも色々と望むものは多いが、まずは政権を奪還することが先決か。安倍氏自民党総裁就任は、神が日本を見捨てていない何よりもの証拠。
その為にも、国民はマスメディアや反日分子による工作や、いわれなき中傷から、彼を守り通さなければならない。


既存マスメディアが無視する首相時代の安倍新総裁の実績(在任期間は一年間にも満たない)

国民が知らない反日の実態 - 安倍晋三の真実

2006.09.26 安倍内閣発足(「美しい日本」)
2006.09.18 教育再生会議が初会合
2006.11.__ 貸金業規制法など関連法案の改正案(3年後実施)
これにより、サラ金を壊滅寸前に追いやる
2006.12.15 教育基本法の改正 防衛庁の省昇格関連法の成立
2007.03.01 6者協議の日朝国交正常化に圧力姿勢を確立(従来の政策に反し拉致やミサイル開発など解決まで支援など行わない基本政策を造る)
2007.05.14 国民投票法憲法改正の手続きを定める法律)
2007.05.18 「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会集団的自衛権をめぐる事例研究)」が初会合
2007.06.20 教育関連3法が成立
2007.06.30 社会保険庁改革関連法、公務員制度改革関連法が成立