深謀遠慮

  

アーレンスブルク城


神の深謀遠慮を、日本人は知るべきか。


自民党総裁として再び立ち上がった安倍氏に対し、「腹痛で逃げた人」と既存マスメディアが叩いたのが遠い過去のように思える。
時代は変わった。今は、国民も運も安倍氏に味方している。
安倍氏の病名は、厚生労働省によって難病認定されている潰瘍性大腸炎であり、多くの患者が苦しんでいる。「たかが腹痛で」との批判は、同じ病気で苦しんでいる人々に対する侮辱にも繋がると、多くの国民が既存マスメディアを批判した。


安倍元首相の「腹痛」を揶揄  「とくダネ!」に疑問相次ぐ 2012/9/28 J-CASTニュース


安倍氏は、二年前に発売された新薬によってこの難病を克服していた。新薬がなかったなら、既存マスメディアの横暴の一端として一連の安倍氏叩きが世間に知られることもなかった。
新薬発売元のゼリア新薬工業は、国民栄誉賞を与えても良いほどの功績を日本に残した。


もし、安倍氏が体調を崩さずに、総理の座に居座り続けていたら、安倍氏に対する評価は既存マスメディアに洗脳された国民によって、更に悪くなっていた。安倍氏への誹謗中傷は際限なく拡大し、政治家辞任まで追い詰められた可能性もある。
そうなっていたら、現在の安倍総裁も、将来の安倍首相も存在できなかった。
安倍氏が病気で総理を突然に辞任した時、既存マスメディアに対して反論することも出来たが、敢えて押し黙った安倍氏には感服する。


福田元総理にしても、だらだらと売国をしながら政権を保っていたのなら、既存マスメディアを盲信し、民主党に国政を任せてみたいと思う国民はいつまでも減らなかった。
その後の民主党政権が存在しなければ、反日・敵国である中国や韓国の横暴がこれ程までに顕著化することもなかったから、中韓との友好を保ちたいと思う平和ボケな人々や、捏造の韓流を盲信する脳天気な人々も減らなかっただろう。
更には、その先に起こる中国崩壊で逃げ遅れた日本企業が大損害を受けた可能性もある。反日暴動によって早めに中国に見切りを付けられたのは、幸運といえる。


日本人の韓国への親近感、1年で23ポイント減 中央日報日本語版 11月26日


中国に「親しみ感じず」8割=過去最高、尖閣が影響―内閣府調査 時事通信 11月24日(土)


言っても分からないバカには、何を言っても意味がない。体験させるのが一番手っ取り早いし、確実だ。


メディアの信頼揺らぐ=08年以降で最低−世論調査 2012/11/24 時事ドットコム


既存マスディアの印象操作もあり、ネットの力は日本では依然として弱い。しかし、既存マスディアは自ら墓穴を掘った。これ以上の打撃はない。
更には、安倍氏が総理を辞任した時に比べネット環境も変化した。嘗てはパソコンでしか見られなかったサイトも、今ではスマートフォンでも見られる。スマートフォンが普及しつつある現在、既存マスメディアに洗脳されない人々が急増している。


詐欺師である民主党による政権交代、そして、それを賛美する既存マスメディアは、子供のうちにすべき“はしか”のようなものか。これによって日本人は終生の“はしか”に対する免疫を得た。即ち、民主党に代表される売国・左翼政党や既存マスメディアに、二度と騙されなくなった。
彼らが今後、いくら第二の売国・左翼政権を賛美しようが、中韓との友好を訴えようが、安倍総裁を卑下しようが、嘗てほどの影響力はない。


“はしか”とはいえ、肺炎を併発すれば死に至る危険性もある。民主党時代は、国民にとって正しく肺炎を併発した“はしか”だった。
菅直人の介入による原発事故の深刻化。東日本大震災の復興の遅れ。終りのない円高。デフレ。株価暴落。ロシア、中国、韓国による北方領土尖閣諸島竹島に対する圧力。普天間基地移設問題における日米同盟の揺らぎ。身近なところでは消費増税法の成立、扶養控除の廃止や、子ども手当の廃止もある。
民主党による公約詐欺は、数え上げたらキリがない。


民主党政権3年の決算 崩壊した「甘いマニフェスト」 2012/11/22 産経新聞


「マニフェスト詐欺」の反省を示せ 2011.1.22 産経新聞

(抜粋)
マニフェストは、われわれが政権にいないときに、霞が関(の官僚)が民主党には十分な情報を提供しない中で、『心眼で見るとこうじゃないか』ということで作った部分がある」
 江田五月法相は18日の記者会見でこう釈明した。


復興予算21億円が中韓友好促進団体に 団体トップは民主大物議員と外務省OB…2012.10.18  ZAKZAK


その“はしか”に、日本は3年間も耐えた。TPP交渉参加、人権委員会設置法案 (人権擁護法案)審議入りという売国工作も、寸前で防げた。日本の体力は、恐ろしいほど強い。


太陽の党の日本維新の会への合流を嘆いている保守も多いが、考えてほしい。
もし、石原慎太郎氏が太陽の党を温存させたら保守の支持は割れ、自民党単独過半数を得ることは不可能になる。日本維新の会という売国的な政党との合流によって、保守の支持は自民党へ流れる。更には、石原氏という足枷によって、日本維新の会売国奴反日朝鮮系帰化人の支持も失うことになる。
石原氏と橋下がただ単に、カジノ利権で意気投合したとは思えない。与党時代だった自民党獅子身中の虫公明党のように、石原氏、更には平沼氏も日本維新の会獅子身中の虫に成りうる。売国政党だった民主党の脅威が消えた今、一番危険性のある野党は日本維新の会しかない。


橋下は日の丸・君が代条例 条例を大阪府で制定し国歌斉唱、日の丸掲揚を公立小中高校の教職員に義務付けし、朝鮮人学校への補助金を凍結するなど一見、愛国者に見えるが実際は違う。
朝鮮人学校の補助金凍結にしても、将軍の肖像画を下ろした学校は補助金を貰える。府職員が調査に来た時だけ肖像画を下ろしても分からないのだから、ザル法といえる。橋下は反北朝鮮だが、親韓といえる。


以下、一部だけ挙げても彼の本性が窺い知れる。


彼が愛するのは日本人ではなく、彼の懐と、朝鮮人だ。
同和利権朝鮮人が絡んでいることも、忘れてはならない。


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だが、人気取りだけの言動では票を得るのは難しい。情報に疎い保守と、詳しい情報を得ている朝鮮系帰化人を懐柔できたとしても、彼の過激な言動は多くの日本人には受け入れられていない。


国民にアンチ民主党が増えている中、小沢鋭仁松野頼久水戸将史石関貴史、今井豊、今井雅人と、多くの元民主党議員が日本維新の会へ合流している。これによって、情報に疎い保守票を減らすだけではなく、民主党に騙されたと思っている一般的な国民の支持までも失う。
更には、元民主党議員の集団である国民の生活が第一と共に、民主党の票は完全に割れる。民主党内の内ゲバが外に出ただけといえるが、全共闘世代の極左が多い元民主党議員達なだけに、選挙戦も熾烈を極めるだろう。左翼の同族嫌悪は、凄まじい。


売国奴反日の朝鮮系帰化人も、どこを支持すべきか迷うところか。石原氏を毛嫌いし、橋下を保守と勘違いしている一部は、国民の生活が第一に流れると思うが、既に小沢一郎は国民から見放されており、一大勢力には成り得ない。前述したが、橋下を親韓・売国と理解している一部も、石原氏を目障りに思うだろう。
結果として政権に一番近い公明党を支持しそうだが、そうなったとしたら、各党が乱立している野党は烏合の衆どころか、雀の涙程度に成り下がる。


売国奴反日帰化人、そして反日の在日中国人、朝鮮人は嘗て無いほどの抵抗を、今まで存在しなかった次期・愛国政権に対して行うだろう。しかし、弓は引かれれば引かれるほど、矢は遠くへ飛ぶ。即ち、売国・左翼政権と既存マスメディアの横暴が強ければ強いほど、その反動も大きい。
彼らの工作に屈しない強力な政権、そして、支持が生まれるのは、必然ともいえる。


そこで、一つ気がかりなのは、公明党の存在か。公明党カルト教団と繋がり、基本的に反日で親韓だ。カルト教団には、多くの朝鮮系帰化人や在日朝鮮人が存在する。国防軍構想でも公明党は反対を表明している。生まれ変わった自民党の足枷となる可能性は、多いにある。
何故、安倍氏公明党との縁を切らないのか。僅か3%の支持よりも、アンチが如何に多いか分からないのだろうか。
確かに、戦いでは敵は少ないほうが良い。体制を掴んでからの戦後処理の方が確実なのは、自明の理でもある。政治家に柵が多いのも分かる。


神を味方にし、神の深謀遠慮の加護にある安倍氏。今は、安倍氏の深謀遠慮に期待する他ない。